磯光雄
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

注釈^ 第1話冒頭の北極基地襲撃のシーン。
^ 全体をひとつの塊としてとらえたそれまでのシリーズとは異なり、モビルスーツをシャーシ装甲などに分かれた機械のボディと考えて材質と構造が見て取れる作画を行った。
^ これについて磯は、数多くの爆発シーンを集めたテープをリピート再生して研究し、最終的に「丸に押しつぶされた三角形を連続して変化させるやり方」にたどり着いたと述べている。
^ 出渕がやらない隙間的なもの。
^ その時に磯が提出した地球連邦軍の制式銃のデザインは、その後のシリーズでも使われ続けることになった。
^ ドッジボールのシーンや『ひょっこりひょうたん島』のドン・ガバチョなど。また、アドリブで寝転がっているタエ子の周りにこぼれたマーブルチョコを描いたりしている。
^ 94年9月から95年4月まで、自由に発想した様々な設定を書き込んだ?を毎日のように監督の庵野秀明に送っていた[25]
^ 磯は企画書ベースのセントラルドグマの先にある古代遺跡アルカを巡る物語を考えていたが、アルカの存在自体が没となった。磯の案では、旧ネルフとゲンドウ親衛隊が一斉に行動を起こし、シンジとゲンドウが各々のエヴァンゲリオンでアルカを目指す。そして最後はシンジがエヴァンゲリオンの中にダイブしてその深部で融合して生き残っていたアスカ、もしくはレイの魂を救い出すという展開になっていた[28]。不採用だったので最後の部分を『電脳コイル』に転用した[29]
^ 一部はそのまま、他は形を変えて採用。
^ 第21話は前半だけ、第24話は部分的に採用。
^ エヴァンゲリオンを大爆発させることにしていたが、それがレイの零号機とアスカの弐号機のどちらかははっきり決めていなかった。その後どちらか破壊された方のエヴァンゲリオンのパイロットをシンジが救う展開になる予定だった[31]
^ 使徒がまばたきするのは原画段階での磯のアドリブ[33]
^ 足場の硬度や手持ち武器の重量感といった動きの根拠にこだわった作画、細かい指示を出して手持ちカメラ風にブレや揺れを加えて視点を移動させる撮影など、様々な工夫を盛り込み、アニメとは思えないような臨場感を醸し出している[34]
^ 初の脚本で尺のことを全く考えていなかったため、定尺20分に対し2時間分の内容を書いてしまった。テレビ放映版の結末は、本来別のエピソードのために用意していたアイデアをオチとして無理やりつなげて使われてしまったため、本人的には不本意だったという。
^ 『ポケットの中の戦争』や『彼女の想いで』の銃器デザインの仕事でガンマニアと勘違いされて声をかけられた。そのため、改めて銃器を研究した。実際はガンマニアでも銃好きでもなく、むしろ銃にはあまりいいイメージを持っていなかったという。
^ 『エヴァンゲリオン』と制作時期が重なったこともあり、担当したカットは少なめ。
^ 作中に登場する蜘蛛に似た多脚戦車を作画するために実際に生きた蜘蛛を捕え、ビーカーに入れて終日その複雑な脚の運びや重心移動などの挙動を観察していたという[34]
^ タイトルは『ふりちる』。『エヴァンゲリオン』の映画の直後、ガイナックスで鶴巻を監督にした新作の企画を作ろうという機運が盛り上がり、有志でその企画向けのアイデア出しをしていた。『因果律』や『因果律干渉能力』という名称とキャラクターの固有名詞は鶴巻のアイデアだが、設定やストーリーに関してはほとんどすべて磯が案を出した。
^ 北久保曰く「そんなことにOKを出せるスタッフは作品の画面設計を担当した江面久を除けば磯くらいしかいない」。
^ 現場にコンピュータが導入され、それまでは撮影担当に指定していた特殊効果を原画マン自らが行えるようになったおかげであった[6]
^ あらかじめ撮影データを撮影会社に渡し、同じような処理をするカットがあれば、演出がカタログから指定して素早く処理が出来るような体制を整えた。
^ ただし、エヴァンゲリオンと攻殻機動隊の経験で必要以上にアイデアを提出しても自分にメリットがないことがわかったので、全体の構成にはあまり深入りしていない。
^ 複数の役職をこなしていることを生かし、完成品のカット数と作画の手数から逆算して必要な中間手段としての脚本や絵コンテを書くという、通常の作品とは逆のベクトルの制作手順を踏んでいる。
^ 外伝的エピソードとはいえ、シリーズの構成要素を分解・再構築して全体と矛盾しない形でキャラクターや設定の来歴を決めるという仕事は、すでに「オリジナル」の領域に迫るものだった。
^ 一部、共同脚本。

次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:162 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef