碇シンジ
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シンジ役はオーディションで決まらなかったため、テープ審査による2次オーディションが行われ、1次オーディションには参加していなかった緒方恵美が選ばれた[18]。緒方の自叙伝「再生(仮)」によれば、1994年夏、『美少女戦士セーラームーンS』の番組旅行に参加した際、演出担当の庵野に宿のエレベーターの中でオーディション参加を打診されたという。庵野は主役を緒方に演じてもらいたいと思っていたが、オーディション参加を断られたと聞いたので、2次を受けてほしいと緒方に交渉。緒方は1次オーディションを断った所属事務所に相談したが、事務所は「監督が声優に直接交渉するのはルール違反だ、絶対に参加させない」と激怒。結局緒方は事務所の反対を押し切る形でオーディションに参加した[19][20]

2009年7月に発売されたNTTドコモSH-06A NERVシャープ製、AQUOS SHOT SH-06Aベース)にプリインストールされている「ひつじのしつじくん」はシンジのプラグスーツを着用している。同年8月には期間限定でマチキャラとしても配信された。

他作品への登場

庵野秀明やGAINAX・カラーが直接手がけた事例ではないが、2018年の連続テレビアニメーション『新幹線変形ロボ シンカリオン』(以下『シンカリオン』)において、劇中に登場するロボット「シンカリオン500 TYPE EVA」の運転士という設定で登場。声は原典同様、緒方恵美が担当。現実世界で展開された新幹線と『エヴァンゲリオン』のコラボレーション企画『新幹線:エヴァンゲリオン プロジェクト』から発展する形で登場することになった経緯を受け、「『シンカリオン』の世界に存在する碇シンジ」という設定になっている[21]。同コラボ回には、洞木三姉妹(ヒカリコダマ・ノゾミ)、惣流・アスカ・ラングレー、綾波レイも登場している。また、音声のみながら葛城ミサトも登場している。また同作品の劇場版である『劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』でも同様にコラボが行われている[22]。後に、2021年から放送している同作の第2期『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』においても第21話で登場し、前回のアスカ・綾波に加え碇ゲンドウも登場した。登場機体は「シンカリオンZ 500 TYPE EVA / シンカリオンZ 500ミュースカイ TYPE EVA」[23]
日本国外版での声優

英語

スパイク・スペンサー
(英語版)

ケイシ・モンジロ(Netflix版)


脚注
注釈^ ただし劇場版(第25話)で、一度だけ「俺」と言っている。
^ 新劇場版では第8使徒戦
^ アニメを初めとした他の作品ではカヲルのことを「カヲル君」と呼ぶが、この作品においてはほぼ一貫して「君(きみ)」と呼んでいる(一方でセントラルドグマでの戦闘では「渚」と呼び捨てしている)のもそれを端的に表している。
^ シンジの呼びかけに応えた初号機はエントリープラグ無しで起動して封印を破り、シンジの危機を救う。また、シンジの意思とシンクロした状態で戦闘を行っている。
^ 東京に向かう際、かつての世界にはいなかった中学の友人が地元駅に見送りに来ている。
^ 復元された世界でのアスカとケンスケは両名の生まれ変わりにあたる存在であり、かつての世界の両名とは同一人物ではない。
^ 新劇場版での旧姓は綾波
^ ただしそれがなければ第10使徒によってインパクトが引き起こされ人類が滅亡していたという状況であり、ミサトをはじめとしたWILLEクルーたちもそのことは承知している。
^ 「破」で退院した直後の姿が一瞬だけ描かれ、「Q」で本格的に登場する。
^ 一連のシーンは『エヴァンゲリオン』原作者であり監督の庵野秀明が自ら考案したものである。なお、庵野は他にも「シャアをEVA弐号機に乗せてほしい」というお願いをしたが、こちらはエヴァンゲリオンは14歳の少年・少女しか乗れない設定があるため却下された(庵野本人は忘れていたようで寺田貴信プロデューサーに指摘された際に驚いていた)[15]

出典^ 『月刊ニュータイプ』1995年4月号(角川書店)エヴァ制作開始インタビュー
^ アニメ1話


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