全世界における配給はワーナー・ブラザース。日本では、2006年10月28日に公開された『父親たちの星条旗』に続き、同年12月9日より劇場公開がスタートした。アメリカ国内での公開は賞レース等の兼ね合いもあり紆余曲折したが、2006年内に公開される事が決定、12月20日よりニューヨークやロサンゼルスで限定公開され、翌2007年1月からアメリカ全土に拡大公開された。公開時期の変更は、関係者や批評家・記者向けの試写の評判が良かったためだとされる[4]。また、この措置により『父親たちの星条旗』と共に第79回アカデミー賞の対象作となり、作品賞・監督賞・脚本賞・音響編集賞にノミネートされ、音響編集賞を受賞した。 レビュー・アグリゲーターのRotten Tomatoesでは205件のレビューで支持率は91%、平均点は8.20/10となった[5]。Metacriticでは37件のレビューを基に加重平均値が89/100となった[6]。 全米映画ランキング(週末、日別、週別興行収入ランキング)では一度もトップ10入りはしていないものの、前述の通り第79回アカデミー賞の作品賞・監督賞・脚本賞・音響編集賞にノミネートされた。全編日本語の映画が外国語映画賞ではなく作品賞にノミネートされるのは初めてのことで、外国語映画としては7本目である。 ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞最優秀作品賞など、多くの賞を受賞したほか、CNN.comでは「今年のアメリカ映画で唯一『名作』と呼ぶことをためらわない映画」と評価され[7]、ニューヨーク・タイムズではA.O.スコット
評価
受賞