石田 彰(いしだ あきら、1967年11月2日[3] - )は、日本の声優、俳優。愛知県日進市(赤池地区)出身[5]。ピアレスガーベラ所属[7]。 子供の頃にテレビアニメ『機動戦士ガンダム』を見て声優に憧れる[9]。中学生になってから「マネごとでもいいから芝居をしてみよう」と演劇部に入部し[9]、以降演劇にたずさわる。日本大学藝術学部演劇学科在学中に、江崎プロダクション付属養成所(現:マウスプロモーション付属俳優養成所)に入所する[3]。養成所時代から声優業を始めており、デビューの1年ほど前に参加したOVA『世界名作童話全集』の「おやゆび姫」の王子様役が初仕事だと述べている[注 1]。 1990年にデビュー[11]、1991年にマウスプロモーションに正式所属[10]、以降声優として活動。2009年4月に同事務所を離れ、フリーとなった。2012年よりピアレスガーベラ所属。 2007年、第1回声優アワードサブキャラクター賞男優部門受賞(『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』アスラン・ザラ役[12])。 キャラクター作りに定評があり、「石田ボイス」と呼ばれる独特な声質で少年から青年まで表現する[11]。ミステリアスな役やクセの強い役を演じることが多い[11]。1995年に『美少女戦士セーラームーンSuperS』のフィッシュ・アイ役で少女のような声を出す男性声優として一躍話題となる[3]。1996年から演じ続けている『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲル役が有名となっている[11]。 2002年以降、キャラクターソングを歌わない姿勢を貫いている。「最遊記シリーズ」のボーカルアルバム発売において「僕は歌わない」と宣言し[13][出典無効]、これに関して石田は「この業界の風潮ですけど、なんでもかんでも歌えばいいってもんじゃない」と語る[13]。歌の仕事が嫌いというわけではなく、「人が聴くに耐えられるレベルかどうか[13]」という問題から歌えないとのことで、自分も恥ずかしくて聴いていられないため「それはやっぱりダメだろう」との判断からである[13]。事務所を辞めるか歌うかの選択[注 2]を迫られて歌ったこともあるが、石田の歌を聴きたいというファンに対しては「聴くな」「僕のファンだという意識があるなら、あえて聴いてくれるな」と述べ[13]、歌わない宣言以降は、「避けられるものはなるべく避けていく[13]」としている。キャラクターものの企画CDなどへの出演時は、モノローグや朗読での参加という形式を取っている。
来歴
特色