石田えり
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本名:内田 恵理子(うちだ えりこ)[1][2][3][4][5]

熊本県八代市出身[3]堀越高等学校卒業[1][3]渡辺プロダクショントライアングルCプロジェクト所属。
来歴・人物

二人姉妹の姉[3]。幼いころから歌手に憧れ、中学校3年の1975年5月指揮者・チャーリー石黒のオーディションに合格[3]。同年に上京し、石黒の母の家に下宿して、チャーリー石黒音楽専門教室で歌を習う[3]

高校に入学した1976年から1978年まで東京音楽学院で、ダンス、台詞、演技のレッスンを受ける[3]。その間の1976年10月から翌年3月まで『スターチャレンジ!!』(NET)のアシスタントを務め、芸能界デビュー[3][6]。芸名はチャーリー石黒の母が付けたもので、石田の石の字は石黒の名からとったものとされている[7]

1978年TBS刑事犬カール』に顔を出したのち、バラエティ番組『笑って!笑って!!60分』の中のコーナードラマ『哀愁学園』に準レギュラーで出演[3]。同年、映画翼は心につけて』のオーディションに合格し、骨肉腫に冒されたヒロイン鈴木亜里を演じ、スクリーンデビュー[3]

1979年に高校を卒業したのち、横浜を舞台にした青春テレビドラマ体験時代』にレギュラー出演[3]。そのほか、『家族サーカス』、『たとえば、愛』、『ウルトラマン80』などのテレビドラマで活躍[3]。『80』ではUGMの城野エミ隊員を演じるが、殉職する形で途中降板した。これは、「ウルトラシリーズに最後まで出演した女優は大成しない」というジンクスを聞いた石田が「降板させてほしい」と自ら申し出て了承されたことによるものだった[8]。最終回の際には、「アンドロイド・エミ」として出演しているが、自身の都合で降板したにも関わらず、ふたたび呼んでもらえたことがとても嬉しかったという[8]

1981年、『遠雷』で、主人公・永島敏行の妻にふんし、豊満な肉体を披露。この作品で、日本アカデミー賞の主演女優賞と新人女優賞を受賞する[3]

テレビでは、1983年金曜日の妻たちへ』で竜雷太の後妻役、1984年には『昨日、悲別で』で北海道から上京してダンサーを目指しながらも挫折していく娘役など、印象的な役柄を演じた[3]

1988年より『釣りバカ日誌』シリーズにおいて、主人公・浜ちゃん(西田敏行)の妻・みち子さん役を演じる[3]。しかし、1994年の第7作『釣りバカ日誌スペシャル』を最後に降板し、後任は浅田美代子が務めた[3]

1993年には、ヘアヌード写真集『罪』を発売[3]ヘルムート・ニュートンが撮影を務め、SM嬢を意識したコスチュームを披露。

2005年の映画『ジーナ・K』では40代半ばにしてストリップも披露した。

1985年ミュージシャン芳野藤丸と結婚するが、1990年に離婚[3]

趣味は、サーフィン。特技は、英語、韓国語。

2021年、映画『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』でハリウッドデビューを果たす[9]
出演
映画

翼は心につけて (1978年)

遠雷 (1981年、ATG) - 花村あや子

あゝ野麦峠 新緑篇(1982年、東宝) - 塚本トシ

えきすとら (1982年、松竹

ダイアモンドは傷つかない (1982年)

ダブルベッド (1983年、日活

チ・ン・ピ・ラ (1984年、フジテレビ)

時計 Adieu l'Hiver (1985年、フジテレビ)

ちょうちん (1985年、東映

嵐が丘 (1988年、東宝) ※第41回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品

釣りバカ日誌シリーズ (松竹)

釣りバカ日誌 (第1作) (1988年)

釣りバカ日誌2 (1989年)

釣りバカ日誌3 (1990年)

釣りバカ日誌4 (1991年)

釣りバカ日誌5 (1992年)

釣りバカ日誌6 (1993年)

釣りバカ日誌スペシャル (1994年)


華の乱 (1988年、東映)

ダウンタウン・ヒーローズ (1988年、松竹) ※ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品

泣きぼくろ (1989年、松竹)

飛ぶ夢をしばらく見ない (1990年、松竹)

AYA (1991年、オーストリア)

愛の黙示録 (1997年、日韓合作)

夏時間の大人たち (1998年、ミュージアム)

ホーム・スイートホーム2 (2003年、キネマ・エンタープライズ・TBS・木下プロダクション・シネマエンジェル)

美しい夏キリシマ (2004年、サンセット)

聞こゆるや (2005年、Ryun)

ジーナ・K (2005年、シグロ)

火火 (2005年、ゼアリズ)

female/玉虫 (2005年、セガ・海獣シアター)

ルート225 (2006年、オフィス・シロウズ)

サッド ヴァケイション (2007年、スタイルジャム) ※第64回ヴェネツィア国際映画祭オリゾンテ部門オープニング作品


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