石狩市(いしかりし)は、北海道中央西部(道央地方)に位置し、石狩振興局管内に属する市。札幌市の北郊に隣接している。 アイヌ語に由来する。蛇行する石狩川を表現したものとする考え方が大勢だが、解釈は以下のように諸説ある。 石狩振興局では唯一の海に面する自治体である。振興局北部の海岸線に沿って、南北に長い市域を持つ。西は石狩湾に面し、石狩川河口を有する。南は発寒川、茨戸川を隔てて札幌市と、東は同じく南北に長い当別町と、北部は暑寒別天売焼尻国定公園の山地で新十津川町や増毛町と接している。南部は標高10 m以下の砂丘と低地、石狩川河口より北部には石狩丘陵をはじめとする丘陵地帯が広がっている。
地名の由来
イ・シカラ・ペッ i-sikar-pet - 回流(曲がりくねった)川(中流のアイヌによる説、永田方正『北海道蝦夷語地名解』より)
イシ・カラ isi-kar - 美しく・作る(コタンカラカムイ(国作神)が親指で大地に川筋を描いた)(上流のアイヌによる説、同書より)
イシ・カラ・ペッ isi-kar-pet - 鳥尾で矢羽を作る処(和人某の説だがアイヌの古老はこれを否定、同書より)
イシカリ isikari - 閉塞(川が屈曲していて上流の先が見えない)
地理雄冬岬雄冬岬白銀の滝
地形
山地
主な山
群別岳 (1376.27 m)
浜益岳 (1257.70 m)
雄冬山 (1197.60 m)
浜益御殿 (1038.64 m)
知来岳 (988.04 m)
黄金山 (739.11 m)
別狩岳 (726.14 m)
円錐峰 (690.17 m)
別狩岳(二番川)(666.24 m)
安瀬山 (654.05 m)
濃昼岳 (621 m)
丸山 (467.65 m)
阿蘇岩山 (418.07 m)
望来山 (326.5m)
摺鉢山 (169 m)
紅葉山 (17.80 m)
河川
主な川
石狩川
茨戸川
発寒川