知多半島
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知多市
火力発電の町で、近年は名古屋市のベッドタウンとしても発達している。中でも岡田地区は江戸時代から昭和30年代まで知多木綿の生産地として栄えた[3]。また、サントリーウイスキー知多」はサントリー知多蒸溜所で生産されており、名前の由来ともなっている[4]
常滑市
愛知県内の瀬戸市と並んで日本有数の窯業の町であり、INAX(現・LIXIL)の本社があった。中部国際空港の開港により大型ショッピングセンターやレジャー施設などが進出している。常滑市民病院常滑市消防本部が丘陵地の飛香台に移転し、同市の防災機能を高めている。りんくう町周辺の開発も進んでいる。
半田市
知多半島の中核であり、1937年に市制施行を果たした。江戸時代より醸造業が盛んで、ミツカンの本社がある。また山車祭りが有名で、亀崎潮干祭ユネスコ無形文化遺産に登録された「山・鉾・屋台行事」の一つに数えられる[5]
東浦町
宅地開発が進む一方、郊外型大型SCの立地で新たな知多半島北部の商業拠点となりつつある。2010年の国勢調査で人口5万人の要件を達成し(速報値で50,080人)、2012年1月に市制移行を目指していたが、人口の確定がずれ込み移行時期を先延ばししている。
阿久比町
農業が盛んで阿久比米である『れんげちゃん』の産地。近年は隣接市の影響を受け自動車部品の工場も立地している。
武豊町
臨海部は工場立地が進んでおり、中部電力による大規模太陽光発電所『メガソーラーたけとよ』も建設されている。たまり、たくあん、味噌などが有名。富貴地区には浦島太郎伝説もある。
美浜町
野間灯台南知多ビーチランド日本福祉大学(美浜キャンパス)などがある。海水浴場や釣り場を多く有し東海地方各地から観光客を集めているが、伸び悩んでいる。
南知多町
漁業が盛ん。内海・山海の両海水浴場に夏季は多くの観光客が訪れる。タコやフグ漁で有名な日間賀島篠島は、現在、知多郡南知多町に属する。この2つの島はかつては三河国幡豆郡に所属した。
政治

衆議院小選挙区では10市町のうち大府市のみが愛知7区で、その他はすべて愛知8区に属する。概して自民党が比較的優位に立つ保守地盤で、久野忠治元自治相が涵養(かんよう)した県内有数の自民牙城であった。小選挙区制度に変更された後も、自民党が中部国際空港建設や各種産業の誘致などで域内の有権者に対する影響力を維持していたが、2003年衆院選以降は民主党伴野豊と毎回激しくしのぎを削るようになった。2020年現在、7区の山尾志桜里衆議院議員は立憲民主党を経て国民民主党に所属しており、8区の伴野は落選中ながら国民民主党に所属している。
方言

知多弁が話されている。知多弁は広義の名古屋弁尾張弁)に含まれるが、三河弁との共通点も多い。そのため、名古屋市や一宮市等の尾張北部とはアクセントや文法において幾分異なっている。
その他
市外局番

0562(尾張横須賀MA):東海市(一部を除く:旧
横須賀町)、大府市、知多市(一部を除く:旧八幡町岡田町)、東浦町

0569(半田MA):半田市、常滑市、阿久比町、武豊町、美浜町、南知多町、知多市の一部(旧旭町

052(名古屋MA):東海市の一部(旧上野町

自動車のナンバープレート

全地域で
名古屋ナンバーを使っている。

ギャラリー

げんきの郷(大府市)

聚楽園大仏(東海市)

岡田の街並み(知多市)

やきもの散歩道(常滑市)

亀崎潮干祭(半田市)

乾坤院(東浦町)

坂部城址(阿久比町)

野間埼灯台(美浜町)

日間賀島(南知多町)


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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