矢沢永吉
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1975年のソロデビュー以降、ライブを大事にしたいという考えから[16]、特にテレビ媒体に露出することは少なかった[17][16][注 1]。1978年、資生堂CMソングに採用された「時間よ止まれ」が大ヒットした際も『ザ・ベストテン』を初め[19]、当時の音楽番組にはほとんど出演せず[20][21][注 2]。ラジオは1970年代に何度か出ている[24][注 3]。このため1980年2月10日にNHK教育の『若い広場』に出演した際は大きな反響を呼んだ[26][注 4]。同じ1980年に自身がCMソングを手掛けた「THIS IS A SONG FOR COCA-COLA」のCMは出演し[27]、曲もヒットしたが、この時も音楽番組には出演しなかった。ただ、CMソングは1976年9月のSONYラジカセ「リズムカプセル9000」から多数手掛ける[28][29]。近年のようにテレビ媒体に露出が増えたのは1992年に新発売されたサントリー缶コーヒーBOSS」の初代CMキャラクターに起用されてからである[30][31][32][33]1980年代もテレビに出演することは少なかったが、ロックのカリスマのイメージを覆す冴えないサラリーマンを演じて世間を驚かせた[30][32]。事務所の人間の殆どが「ボスのイメージに合わない」と難色を示したが、矢沢が「面白いじゃない、やろうよ」と鶴の一声で出演が決まったものだが[30]お茶の間への知名度を拡げた[30]。1994年には『アリよさらば』でテレビドラマの主役を演じ[注 5]その後、ドラマ数本と映画に出演している[32]

活字メディアにもキャロル時代からしばしば登場した[22]。『週刊プレイボーイ』は、キャロル時代から矢沢を応援しており、誌面への登場はミュージシャンでトップの32回に及ぶ[36]。アルバム『Last Song』が発売された2012年夏には、多くの雑誌で表紙を飾った[37]

多くのアルバムをセルフ・プロデュース。コンサート興行や演出なども自身の会社が行い、自らがそれら全てを取り仕切る[1]

自らの奇想天外な人生を基に、数多くの名言を残している[3][17][38][39][40]

声以上の楽器はないと話しており[41][42]レコーディングの際には、ほとんど1テイクで完成することが多い[42][43]

2012年現在、楽曲数約400曲・ライブ総数約1800本・総動員数約600万人を超える[29]

オリコンアルバムランキングベスト10入り最多記録(51作)を保持[5][44]

オリコンDVDミュージック部門で最年長首位記録更新、60歳代での首位獲得は男女・洋楽邦楽含め史上初であった[45]

1970年代から1990年代までの3つの西暦10年代連続で、スタジオ・アルバム首位を獲得した男性ソロアーティスト。

1977年8月26日、日本人ソロ・ロックアーティストとして初めて日本武道館でコンサートを行う[45][7][46][47][48]
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