1977年8月22日、関西テレビに芸能記者を招き、柴俊夫と交際宣言をやった[3]。互いの関係を隠したがる芸能界にあって前代未聞の会見だったが[3]、当時はまだ写真週刊誌が創刊される前で、二人の写真を撮られたため、スキャンダルを恐れて山像信夫関西テレビプロデューサーから知恵を授かった上での先回りした会見だった[3]。
新人時代からツッパリ女優として知られ[3]、1979年4月にロンドン旅行を終えて帰国した真野に成田空港で待ち構えた梨元勝がインタビューしたがこれを無視[3]。これに触れ、『週刊文春』1979年5月17日号の富士真奈美のインタビューに答え「ああいう低俗で下品なことをされるのって大嫌いなのよね。インタビューや撮影はきちんと電話などで了解を取るべきじゃない?一度無視してみたいと思っていたのが叶えられて、すごく嬉しい」などと話した[3]。同年のTBSドラマ『恋路海岸』では宣伝用のスチール写真に水着姿を要求されたが、誰がどう説得しても応じず[3]。『日刊ゲンダイ』は1979年7月18日付で「さすが大女優候補!?」と報じた[3]。このようにジャーナリズムから嫌われていた背景があり[3]、1978年に三越が製作した映画『燃える秋』に主演したが、ベッドシーンで吹き替えを使ったため[3]、「女優にあるまじき態度」と一斉に非難の声が上がった[3]。
1979年末、柴俊夫と入籍し、子育ての時期は芸能活動をセーブしていた。
『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)の「BISTRO SMAP」に1996年7月29日にゲストで出演した際、判定しなかったが(引き分け)、当コーナーで判定をしなかったゲストは真野、小川眞由美(1997年8月4日)、タモリ(BISTRO SMAP最後のゲスト、2016年12月19日)だけだった[6]。
2001年6月、翌年に開幕を控えたFIFAワールドカップ日韓大会の日本組織委員会 (JAWOC) 理事に三田佳子の後任として選出される。その後2002年、神戸市立森林植物園の名誉園長にも就任。
角松敏生のアルバム『WEEKEND FLY TO THE SUN』に収録されている「CRESCENT AVENTURE」は彼女をイメージして作られた楽曲である。
出演作品
テレビドラマ
NHK
出会い(1973年4月14日) - 上村ルリ 役
大河ドラマ
風と雲と虹と(1976年)- 良子 役[7]
草燃える(1979年)- 北条保子 役
炎立つ(1993年)- 倫子 役
篤姫(2008年) - 大久保フク(大久保利通の母) 役
麒麟がくる(2020年) - 源応尼(徳川家康の祖母) 役
銀河テレビ小説(NHK)
昭和の青春シリーズ2 春の城(1977年)- 伊吹智恵子 役
仮縫(1977年)
御宿かわせみ(1980年 - 1983年)- 庄司るい 役
連続テレビ小説
凛凛と(1990年)- 岡部ミツ 役
ちゅらさん(2001年 - 2007年)- 上村静子 役
とと姉ちゃん(2016年) - 平塚らいてう 役
土曜ドラマ(NHK)
流れてやまず 長流不息?遥かなる黄河(1992年)- 郡司蓉子 役
ストックホルムの密使(1995年)- 大和田静子 役
父さんは森に隠れる(1997年)- 沢井令子 役
緋が走る(1999年)- 静江 役
刑事の現場(2008年)- 桐島奈津子 役
坂の上の雲(2009 - 2011年)- 乃木静子 役
美女と男子(2015年)- 中里麗子 役
捜査会議はリビングで!(2018年) ‐ 光喜百合江 役
歪んだ波紋(2019年) - 桐野月子 役
旅屋おかえり(2022年) ‐ 江田悦子 役
日本テレビ
金曜劇場
あやとり(1974年)
花は花よめ 第3部(1974年)
俺たちの勲章 第16話「儀式の終りに」(1975年、東宝)- 中倉あきこ
太陽にほえろ! 第150話「わかれ」(1975年、東宝)- 寺岡理恵
十手無用 九丁堀事件帖 第1話「粋に雨降る九丁堀」(1975年、NTV / 東映)
木曜ゴールデンドラマ「百円ケーキの歌」(1981年7月16日、読売テレビ)
瑠璃色ゼネレーション 第3話(1984年)
火曜サスペンス劇場「人喰い」(1985年5月7日)
ジャングル / NEWジャングル(1987年 - 1988年、東宝)‐ 津上雅子
夜逃げ屋本舗(1999年)
平成夫婦茶碗(2000年)
24時間テレビスペシャルドラマ「はなちゃんのみそ汁」 - 松永喜美子
ゆとりですがなにか(2016年) ‐ 田之口明子
今からあなたを脅迫します(2017年) - 富永絢子
TBS
木下恵介・人間の歌シリーズ 「夏の別れ」(1973年) - 剣持英子 役
それ行け!カッチン(1975年 - 1976年)- 森村英子
三つ首塔(1977年)- 宮本音禰
風が燃えた(1978年)