真田昌幸
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^ 山手殿(寒松院殿)の出自に関しては諸説あり、山手殿の項を参照。
^ 天文14年(1545年)生まれとする説もある[2]。ただし、こちらの説は後世に作られた系図注記や編纂書によるものであり、余り信頼性はないとされる[3]
^ 武田氏の足軽大将のうち甲斐出身者の甲斐衆では有力家臣の子弟が皆無でいずれも小身であることが指摘され、昌幸はその中で例外的存在であるが、これは昌幸が武藤家に養子に入っていたため甲斐衆として扱われたものと考えられている[7]
^ かつて、佐藤博信は北条氏邦の名乗りの安房守は真田昌幸に対抗したものだとする説を提示したが[28]、長塚孝は安房守を名乗ったのは昌幸より氏邦の方が先であったことを示すとともに、氏邦の安房守は上野国の守護職であった山内上杉家上杉憲実らの先例)に対抗するための名乗りであるとの説を唱えている[29]
^ 『上田軍記』では「昌幸思慮有りけるは、家康公の某(昌幸)を往々手障りに成るべき者と思し召され、領地を削り、小身になし、終に我が家を亡ぼし玉ふべき謀と思按ありて」とある。
^ 徳川家は敗戦を糊塗するため兵数を少な目に記録しているとも言われる。戦闘員の実数に近いのかもしれないが、通例に習えば万余の動員に匹敵するかとも言われる。
^ これについても、実数については諸説がある。士分2000に加え、守戦故の領民総動員体制が敷かれたと見るのが自然。小説『真田太平記』などでは上杉の後詰めは皆無・僅少の如く書かれているが、必ずしも同様ではない記録もあり後詰があったと考えるのが自然。
^ 歴史小説家・伊東潤は著書『戦国関東血風録』『城を噛ませた男』中で、昌幸の謀略と考察している。北条が健在ならば沼田の地は取り戻せない。そのため猪俣を篭絡してあえて城を奪取させ、北条との開戦のきっかけとした。そして開戦すると猪俣を真田の陣に降らせ、篭絡の餌とした空手形が秀吉に知られないために、戦後のどさくさに紛れて邦憲とその一族を闇から闇へ葬った、と記している。
^ 『真田家文書』では「在々所々の土民、百姓ども還住の儀を仰せ出され候。そこ許堅く申し触れるべく候、東国の習いに女・童部をとらえ売買仕る族は、後日なりとも聞こし召し付けられ次第、御成敗を加えらるべく候、もし捕らえ置く輩これあれば、早々に本在所へ返し置くべく候」とある。
^ 『真田家文書』では「伏見御作事御用に候の条、柾め板百五十駄、国許に残し置き候人数をもって、木曽より朝妻(近江)まで相届け、即ち石川兵蔵奉行に相渡すべく候、急の御用に候の条、油断すべからず候」とある。
^ 比興とは、賦(素直)ではないという意味。詩経#内容を参照。
^ 『真田家文書』では「御親父様高野に於いて御遠行の儀、是非に及ばざる事にて候、しからば貴公御弔い成されたきの由、願い及ぶは尤もの筋に候えども、公儀御はばかりの仁に候間、御諚を得させられ候てはいかがの儀か」と正信が返答したとある。

出典^ 柴辻 1996, p.20.
^ a b藩翰譜
^ a b c 柴辻 1996, p.17
^ a b 柴辻 1996, p.1
^ a b c 柴辻 1996, p.55
^高白斎記
^ 平山優『山本勘助』
^甲斐国志
^ a b 柴辻 1996, p.35
^ 柴辻 1996, p.58.
^ 平山優『大いなる謎真田一族 : 最新研究でわかった100の真実』PHP研究所、2015年。.mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}ISBN 9784569763705
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