真夜中のカーボーイ
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プロデューサー熊谷国雄(TBS)
TFC担当金子達
配給MUテレビ・ジャパン
制作東北新社東北新社
TBS
解説淀川長治
初回放送1975年2月9日
日曜洋画劇場
21:00-22:551983年5月12日
『名作洋画ノーカット10週』

※日本語吹替音声は共にソフト未収録
スタッフ

監督:
ジョン・シュレシンジャー

製作:ジェローム・ヘルマン(英語版)

脚本:ウォルド・ソルト

編集:ヒュー・A・ロバートソン

撮影:アダム・ホレンダー(英語版)

音楽:ジョン・バリー

主題曲「真夜中のカーボーイ」 ハーモニカ演奏:トゥーツ・シールマンス[2]

使用曲:「うわさの男」 歌:ニルソン、作曲:フレッド・ニール


美術:ジョン・ロバート・ロイド

衣装デザイン:アン・ロス

受賞/ノミネート
第42回アカデミー賞
受賞 - 作品賞/監督賞/脚色賞ノミネート - 主演男優賞(ホフマン/ヴォイト)/助演女優賞/編集賞
第27回ゴールデングローブ賞
受賞 - 有望若手男優賞(ヴォイト)ノミネート - ドラマ部門作品賞/監督賞/脚本賞/ドラマ部門主演男優賞(ホフマン/ヴォイト)/助演女優賞
第23回英国アカデミー賞
受賞 - 作品賞/監督賞/脚本賞/主演男優賞/編集賞/新人賞
第19回ベルリン国際映画祭
受賞 - 国際カトリック映画事務局賞(シュレシンジャー)
第35回ニューヨーク映画批評家協会賞
受賞 - 男優賞(ヴォイト)
第4回全米映画批評家協会賞
受賞 - 主演男優賞(ヴォイト)
エピソード・トリヴィア

ジョーがマンハッタン行きのバスを下車するシーンで、ヴェトナム帰還兵の乗客役で無名時代の
アル・パチーノが出演しているが、上映版ではカットされている。

前半部のジョーと娼婦の濡れ場で、テレビ画面に『ウルトラマン』に登場した怪獣・スカイドンが映るシーンがある。『ウルトラマン』本編はカラー作品であるが、本作ではセピア色の映像である。バックの音楽にも『ウルトラマン』主題歌のアウトロが使われている。その後のザッピング画面で、同じく『ウルトラマン』の登場怪獣・ジャミラが一瞬映っている。

ジョーとラッツォが交差点を渡るところへタクシーが突っ込み、危うく轢かれそうになったラッツォが「I'm walking here!」と怒鳴るシーンは、エキストラなしで撮影しており、まったくのアドリブだったが、このセリフはアメリカ映画の名セリフベスト100に選定されている。

ジョーがアンディ・ウォーホル主催のパーティーに参加するシーンでは、アンディ本人も実際に出演する予定もあったが、撮影日当日に起きた狙撃事件のため実現しなかった[3]

当初はボブ・ディランにテーマ曲のオファーをしていたが間に合わなかったため、ニルソンが歌う『うわさの男』が使用されている。

ジョー役のキャスティングにはテレビドラマ『バークレー牧場』(ABC)に出演していたリー・メジャースが予定されていたが、同作が好評のため追加撮影となってスケジュールが合わなくなり、次にマイケル・サラザンにオファーしたが、ギャラ交渉で揉めたために、ジョン・ヴォイトに決定した経緯がある。また、ラッツォ役には最初、ロバート・ブレイクにオファーが来たが、辞退している。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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