この節の加筆が望まれています。 職能団体として以下が存在する。 多くの国において、看護は女性が多数を占める職業である[3]。2011年の調査では、米国の全看護師の91%が女性で、9%が男性であった。雇用機会均等法に関わらず、女性のほうが多数であるが、男性看護師は平均的により多くの賃金を受け取っており、男性看護師は年間平均60,700ドル、女性看護師は年間平均51,100ドルであった[4]。 米国においては麻酔看護師(Certified Registered Nurse Anesthetist)の男女比が最も均等に近く、全体の41%を男性看護師が占めた[4]。このような男女比率は差はあれど、多くの国で見られる。特筆的な例外は、フランス領土アフリカベナン、ブルキナファソ、カメルーン、チャド、コンゴ、コートジボワール、コンゴ民主共和国、ジブチ、ギニア、ガボン、マリ、モーリタニア、ニジェール、ルワンダ、セネガル、トーゴであり、これらは男性看護師のほうが女性よりも多い[5]。欧州ではスペイン、ポルトガル、チェコスロバキアが、男性比率20%越えである[5]。米国では1980年代から2000年代にかけて、男性の登録看護師(RN)の数は倍増した[6]。 かつては、ナースキャップ、衣裳、靴、靴下、ストッキングなどは、すべて白色のものを着用することが多かったため、「白衣の天使」と呼ばれた[要出典][7]。 しかし、2002年の看護婦から看護師への改称とほぼ同時期に、ナースキャップの使用を取りやめ、白以外の衣装、黒や紺のハイソックス、膝サポーター(ファッション用)も着用する医療機関も増えてきた。施設によっては、緊張を緩和させるために、小児病棟で子供に人気のキャラクター柄や、手術室などで花柄などの服を着ている場合もある。このため、看護師=白衣の天使[要出典][7]という概念は薄れつつある。 また、ナースキャップはのり付けされているため、のりを栄養としてMRSAなど菌が繁殖しやすく、院内感染を防ぐために、勤務中の看護師にナースキャップを着用させる医療機関は無くなった[8]。 日本において看護に関わる資格は4つあり、保健師、助産師、看護師、准看護師である。 英国にて法的な認可看護師となるには、看護助産師審議会(en:Nursing and Midwifery Council 一般資格はRNと呼ばれる。またナース・プラクティショナーがあり、麻酔看護師 フィリピンでは、医師が看護師の資格を取り海外で出稼ぎする[11]。
職業として
組織
国際看護師協会(ICN: International Council of Nurses)
日本看護協会
男女比男性看護師(1943年)
制服看護師ら(米国、1930年ころ)
各国の看護
日本詳細は「日本の看護師」を参照
英国
米国
フィリピン
看護の発展に寄与した人物
フローレンス・ナイチンゲール - 近代看護の生みの親。彼女の実名、代名詞である「ナイチンゲール」、「白衣の天使」は看護師の代名詞ともなっている。
ヴァージニア・ヘンダーソン - 看護教育の指導者として知られている。
ドロセア・オレム - セルフケア不足看護理論の開発者。