x {\displaystyle x} と y {\displaystyle y} が確率変数の場合、標準誤差は次の相関と関連性がある。 S E r = 1 − r 2 ( n − 2 ) {\displaystyle SE_{r}={\frac {1-r^{2}}{\sqrt {(n-2)}}}}
ここで r {\displaystyle r} は相関、 n {\displaystyle n} は標本数である[31][32]。
関連項目
自己相関
カノニカル相関
決定係数
共和分
相関関数
相関係数
共分散
相互相関関数
錯誤相関
擬似相関
脚注[脚注の使い方]
注釈^ ピアソン相関係数は線形相関(比例のような関係性)のみに対応しており、正の符号は一方が増加すると他方も増えていく「正の相関」を、負の符号は一方が増加すると他方が減っていく「負の相関」を表す[7]。
^ a b 確率論では、各々の変数が独立していない場合に「従属(dependence)」という用語を使う[9]。この従属は「独立でなく何らかの関係性がある」という意味で、相関と同義である。
^ 選挙で当選した人は〇、落ちた人は×、のように二つの値だけ(通常0か1)を取る特別な変数のこと。計量経済学などでは「ダミー変数」とも呼ばれる[15]。
^ 近年の研究では、大きな精神的ストレスを受けると自律神経のバランスが崩れて免疫力が弱まるため、風邪などの感染症に罹るリスクが高まることが判明している[26]。大きなストレスは気分をかき乱すと共に感染症リスクにも影響を与える、両者に関連した根底の別要因(潜伏変数)だと言える。こうした潜伏要因によって、さも因果関係があるように推測されることを「擬似相関」という。
出典^ コトバンク「相関