子供の頃は『吉田照美のてるてるワイド』(文化放送)のリスナーだったこともあり、同番組のイベント『ルミちゃん田んぼ』の参加者に当選して参加したことがある[19]。
おっとりとした外見とは裏腹に、「表現者として歌を歌うことやお芝居を演じることは、多くの人に夢を与えるものでないといけないと思う。そのためには、大袈裟かもしれないけど、命がけなんです」と仕事に対してひたむきな姿勢を示している[20]。音楽に対するこだわりも強く、女優、司会業など幅広く手がけるようになっても、自分のベースにあるのは音楽であり、「不器用な性格だからこそ、音楽という表現方法は欠かせないものなんです」と語っている[21]。
その一方、子供の頃から引っ込み思案で人見知りが強く、人前に出るのが苦手だったため、自分は芸能界には向いていないと思っていたという[7][22]。Wink時代末期には、疲労とストレスの連続から突発性難聴になり、自信を失って引退を考えたことや、ソロ活動を始めてからも、周囲に迷惑をかけているのではないかと心配で、落ち込むことが多かったことなども告白している[23][24]。
女優、歌手、タレントに及ぶ自らの芸能活動について、テレビ番組への出演は、素の自分を表現できる場として大切にしたいという。また、自分で曲を作って歌うことは、うまく口に出せない感情も表現できるので、ライフワークとしてずっと続けていきたいと考えている[25]。一方、ここ数年はバラエティ番組への出演が減っており、女優としての活動が目立ってきている。「今は本当に恵まれた環境で仕事ができることを実感しているんです。でも、もっと追いこまれる場所で仕事をしてみたい。大きな壁にぶつかってそれを乗り越えることで、自分自身も見えてくるし、周囲からも理解されると思うから」という[26]。 ※ すべて単独での出演。Winkとしての出演番組、CMなどはWinkを参照。 ※ 太字の番組タイトル名はレギュラー出演の経緯がある番組。
趣味
多趣味かつ個性的な趣味の持ち主であり、夢中になると自分の世界に入り込んでしまう性格である。
料理:食べるのも作るのも大好きで、仕事柄外食が多いときは、自宅では野菜をたっぷり煮込んで体に優しい食事を心掛けているという。酒も好きで、果実酒作り、ブランデーやウォッカを使って自家製の梅酒を漬けており、作家の島田雅彦と料理本について対談したこともある[27]。
陶芸:料理好きが高じて2007年の春に友人に誘われて陶芸をはじめる。ずっと憧れていた世界に足を踏み入れ、熱中している。和食器が好きで、自作のお皿に創作料理を盛り付けることが一番の夢だという[28][29]。
ペットを愛する著名人として、ネスレ・ピュリナ・ペットケアの第1回『ペットケア・アワード』を受賞している(2002年9月2日)。
現在、「スキー技術検定2級」の資格を取得している。
恩師
高校2年の夏休みに、サイクリング部の先生の引率で、3人の友人とともに、苫小牧から東京まで16日間の自転車旅行をしたことは、高校時代の忘れ得ない思い出だという[30]。その時の恩師が、高校を定年退職後に中国の北京外国語大学へ留学し、中国版『ロミオとジュリエット』と言われる『梁山伯祝英台伝説』(梁山伯と祝英台)について調査・研究を行い『梁山伯祝英台伝説の真実性を追う』という本を出版した渡辺明次で、翔子はその本に推薦の言葉を寄せている。
出演
音楽・バラエティ・トーク・教養・情報・ミニ番組など
※ 細字の番組タイトル名は不定期およびゲスト出演などの経緯がある番組。
※ ◎印の付いた番組タイトル名は不定期特別番組。☆印の付いた番組タイトル名はミニ番組。
世界ウルルン滞在記(毎日放送)
レポーターとしての出演:1996年1月21日[31]、1998年11月1日[32]、2007年8月12日[注 9]
番組アシスタントとしての出演:1999年4月11日 - 2006年4月2日
パネラーとしての出演:2006年10月1日、2007年1月7日、2007年4月1日
音楽牧場
ミックスパイください(中部日本放送 1996年5月22日、1998年4月30日)
M-STAGE
真夜中の王国(NHK BS2 1996年6月5日深夜)[34]
ミュージックパーク(日本テレビ 1997年6月12日深夜)[35]