1月7日、2ndアルバム『ハイファイ新書』がリリースされる。オリコン(アルバムウィークリーチャート)ではインディーズながら7位を記録。販促用チラシには巻上公一・古川日出男・岸野雄一・洞口依子・西島大介が賛辞を寄せている。5月12日 CDショップ店員が選ぶ「第1回CDショップ大賞」(全日本CDショップ店員組合主催)大賞に『シフォン主義』が選ばれる。「STUDIO VOICE」7月号(6月発売 編集長・松村正人
)にて相対性理論特集が掲載される。初めて相対性理論が特集として大きく取り上げられた媒体となった。大林宣彦、鈴木慶一、菊地成孔、桜井順、平田俊子、西島大介、らが寄稿。特集ページにはやくしまるえつこの写真が掲載され、特典としてやくしまるえつこ「朗読CD」が付属。10月20日にはリットーミュージックより公式スコア「相対性理論/シフォン主義+ハイファイ新書」も発売。1月6日、相対性理論+渋谷慶一郎によるトリプルシングル「アワーミュージック」発売。4月7日には3rdアルバム『シンクロニシティーン』がリリースされる。インディーズながら、オリコン(アルバムウィークリーチャート)では3位、オリコンデイリーチャートでは最高位2位を記録。4月には『サウンド&レコーディング・マガジン5月号』で相対性理論特集が掲載される。付録CD「シンクロニシティーン / リコンストラクチャーズ」が付属。「シンクロニシティーン / リコンストラクチャーズ」には鈴木慶一(ムーンライダーズ)、渡邊琢磨(COMBOPIANO、sighboat)、大谷能生(mas、sim)、渋谷慶一郎が参加。[17] 4月27日、リミックスアルバム「正しい相対性理論」発売。新曲3曲に加え、マシュー・ハーバート、大友良英、クリスチャン・フェネス、菊地成孔、坂本龍一、Buffalo Daughter、Arto Lindsay 真部脩一と西浦謙助が不参加となり、新たにベースに吉田匡
2011年
2012年
7月24日 4thアルバム『TOWN AGE』がリリースされる。オリコン(アルバムウィークリーチャート)では10位を記録。スペシャルページには湯浅学・樋口泰人・岸野雄一・松村正人
・野村幸弘・國崎晋(サウンド&レコーディング・マガジン編集長)・佐々木敦(批評家/HEADZ)・U-zhaan・Shing02・菅野よう子・砂原良徳・戸田誠司・中原昌也・小山田圭吾・中村弘二・Bose(スチャダラパー)らが賛辞を寄せている。[20]8月には『サウンド&レコーディング・マガジン』9月号で相対性理論巻頭特集が掲載される。付録はメンバーが制作した『TOWN AGE』のダイジェスト版“未来のミックス・テープ”。[21]10月25日よりライブ会場にて会場限定シングル『YOU & IDOL / キッズ・ノーリターン』を発売、『TOWN AGE』収録バージョンとは異なる「YOU & IDOL」と「キッズ・ノーリターン」のシングルバージョンが収録されている。7月30日、4thアルバム『TOWN AGE』のアナログ盤『ν TOWN AGE』リリース。『TOWN AGE』に、会場限定シングル『YOU & IDOL / キッズ・ノーリターン』を加えた45回転3枚組LP[22]。 3月19日、配信限定シングル『たまたまニュータウン(2DK session)』発売、『たまたまニュータウン』の1発録りによるスタジオセッションバージョンでMVも公開された[23]。3月22日、相対性理論×ジェフ・ミルズ『スペクトル』発売、相対性理論とJeff Mills両者の新曲を収録したCDを金属製オブジェに組み込んだ限定作品で、この作品で初めて「ウルトラソーダ
2015年
2016年4月27日 5thアルバム『天声ジングル』リリース。黒沢清・坂本龍一・ジェフ・ミルズ・百田夏菜子(ももいろクローバーZ)・九龍ジョー・土佐有明
・樋口泰人・湯浅学・アーサー・ジェフズ(ペンギン・カフェ)らが賛辞を寄せている。収録曲「FLASHBACK」のミュージックビデオは映画監督の黒沢清が監督。「その音楽は何ものにも染まっていないがゆえに、聞く者すべてをその歌声で染め上げる。いま世界で起きている憎悪と復讐の連鎖を止められるのは、この歌声だけかもしれない、と本気で思った」という黒沢清の推薦文はアルバムのパッケージにも添えられている。『CDジャーナル』6月号には相対性理論の表紙特集が掲載、この中のやくしまるえつこインタビューは好評につき後日WEBでも掲載・公開されている。[25][26]7月22日にはバンド史上初となる日本武道館公演『八角形』を実施、チケット完売となる。第一回目の自主企画ライブ『実践I』からライブの制作を共にしているDUM-DUM LLPの野村幸宏曰く「彼女達のように独力の制作方法論でここまで辿り着いたアーティストはいないと思う。既存の大きなシステムやフォーマットを使うのではなく、彼女達は活動当初から全く変わらないDIYかつミニマムな体制で新たな仕組みを作りだしてきた。」とコメントを寄せている。[27]12月には、ポップミュージシャンとしては初となるYCAM<山口情報芸術センター>での特別企画『天声ジングル ? ∞面体』が開催された。[10]1月、相対性理論が「SPACE SHOWER MUSIC AWARDS」の「BEST ALTERNATIVE ARTIST」部門にノミネートされる。[28]2017年に100周年を迎えた井の頭恩賜公園(東京・吉祥寺)で100周年記念放送、やくしまるえつこによる公園放送を実施。毎日10時・12時・16時の公園定時放送がやくしまるえつこの声になり、やくしまるのアナウンスと共に記念楽曲として、吉祥寺や井の頭公園と縁の深い楽曲である相対性理論『弁天様はスピリチュア
』(『天声ジングル収録』)が放送された。また、同曲は井の頭恩賜公園を舞台にした映画『PARKS』(瀬田なつき監督)のエンディングテーマにもなっている。[29]1月13日、TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて「やくしまるえつこ・相対性理論 映像作品選 <戌戌戌年 六本木版>」が開催。山口情報芸術センター<YCAM>や金沢21世紀美術館で上映され好評を博した「やくしまるえつこ・相対性理論 映像作品選」の2018年バージョン[30]。