長野県の東信地方の一部には、「ゴマンサン」と呼ばれる宴席における盃事の風習がある。席の最後に巨大な大盃に清酒を一升位入れて回し飲みをする。「ゴマンサンを回す」という表現もある[9]。 日清戦争や日露戦争、さらに第一次世界大戦や第二次世界大戦においては、無事帰還した兵士が親や友人に盃を贈る「兵隊盃」の習慣があった[6]。
兵隊盃
脚注[脚注の使い方]^ a b 岩井広實監修、工藤員功編 『絵引 民具の事典』 p.56 2008年
^ a b c d e 玉野謙吉「酒器と備前焼
^ a b c d e f g h i j 熊田喜三男「日本の酒の沿革と酒の器 : 多治見・市之倉の盃を例に