白鯨_(映画)
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マンクスマンバーナード・マイルズ二見忠男
船大工ノエル・パーセル千葉順二千葉順二
ダグーエドリック・コナー渡部猛筈見純
ペレグマーヴィン・ジョーンズ増岡弘
ピーター・コフィンジョセフ・トメルティ梶哲也藤本譲
ガーデナー船長フランシス・デ・ウルフ今西正男
ビルダードフィリップ・ステイントン加藤正之
イライジャロイヤル・ダノ谷口節
フラスクシーモス・ケリー千葉耕市
クィークェグフレデリック・レデブール加藤精三加藤精三
ピップタンバ・アレン[2]岩田光央
タシュテゴトム・クレッグ[2]笹岡繁蔵
マップル神父オーソン・ウェルズ久松保夫梓欣造今西正男


NETテレビ版:初回放送1968年5月12日日曜洋画劇場』21:00-22:54

日本テレビ版:初回放送1973年6月6日水曜ロードショー』21:30-22:55

TBS版:初回放送1984年5月26日『SONY PRESENTS 名作洋画ノーカット10週』0:10-2:15 ※DVD収録

スタッフ

監督・製作:
ジョン・ヒューストン

原作: ハーマン・メルヴィル

脚本: レイ・ブラッドベリ、ジョン・ヒューストン

撮影: オズワルド・モリス

音楽: フィリップ・サントン

日本語版

※TBS版

演出:
小林守夫

翻訳: 木原たけし

プロデューサー: 安田孝夫

制作: 東北新社、TBS

製作

ジョン・ヒューストンは以前から『白鯨』の映画化を望んでおり、実父で俳優のウォルター・ヒューストンをエイハブ役に起用するつもりだったが、ウォルターは1950年に他界していた[3]。予算を調達する際、一部のスタジオと「エイハブには名声のあるスター俳優を起用する」という条件で契約をしたため、エイハブ役にはグレゴリー・ペックが起用された。ペックは自身がエイハブとしてキャスティングされたことに驚き、公開後も「ジョン・ヒューストン自身がエイハブを演じるべきだった」とコメントしている。

脚本についての打ち合わせの際、レイ・ブラッドベリはヒューストンに、原作小説について「あの忌まわしいものを読むことができなかった」と告げた。ブラッドベリの伝記『The Bradbury Chronicles』によると、映画の製作中、両者の間には大きな緊張が走っていたといい、これはブラッドベリが熟練した作家であるにもかかわらず、ヒューストンはブラッドベリに仕事のやり方を教えようとする、いじめのような態度に起因したといわれている。後にブラッドベリは、ヒューストンとの関係を『緑の影、白い鯨』など複数の小説の題材にしている。映画に登場したパブ。
撮影後も「“Moby Dick”(白鯨)」と改名し営業している。

屋外シーンの多くは、アイルランドコーク州ヨール(英語版)で撮影された。この町にあるパブの「Linehan's(リネハンズ)」は、撮影時にジョン・ヒューストンらスタッフの本拠地として使用され、外観も作品内に登場したことから撮影後に店名を「Moby Dick(白鯨)」と改名した[4]。それは今でもリネハン家によって所有および運営されており、店内には映画の製作中にキャストとクルーを撮影した写真やペックが贈呈したクジラの骨の脚を展示している[4]

海上の撮影は、ウェールズのフィッシュガード(英語版)やカナリア諸島にあるラス・パルマス・デ・グラン・カナリアなどの海岸で行われた。一部の撮影は、ポルトガルマデイラ諸島にある伝統的な捕鯨教区であるカニサルの海で撮影され、島の捕鯨者によって実際の捕鯨も行われた[5][6]


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