白話小説
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三国志演義[注 4]
西遊記[注 5]
水滸伝[注 6]
金瓶梅
以上4作を中国元代から明代にかけて書肆による販売戦略で「四大奇書」と呼んだ。
紅楼夢
清代の作品。中国では『金瓶梅』の代わりにこれを含めて「四大名著」と呼ばれた。
三言二拍
宋代から明代までの短編小説を集めた5冊の短編集の合称で、重複等を除き198編を集める。
今古奇観
三言二拍から40編を選んだ選集。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 宋代以後の中国小説史の上で、大きな比重を占めてはいなかったために、形態名が与えられていなかったこの分野に対し、前野直彬が仮に付けた呼称である[1]。
^ 「白」は、中国語で「申す」ことであり、白話は口語のことである。
^ 1917年(民国6年)に陳独秀の依頼によってアメリカのコロンビア大学に留学中の胡適が持論を雑誌『新青年』第2巻第5号に論文『文學改良芻議(中国語版)』を寄稿、提唱したことが嚆矢とされる。 中国語版ウィキソースに本記事に関連した原文があります:文學改良芻議
^ 三国志演義の成立史参照。
^ 西遊記の成立史参照。
^ 水滸伝の成立史参照。
出典^ 平凡社 中国古典文学大系 42 『閲微草堂筆記 ; 子不語 ; 述異記 ; 秋燈叢話 ; 諧鐸 ; 耳食録』 1971年。ISBN 978-4582312423。解説 p.503。
^ a b 近世の白話小説訓訳本に関する日本語史的研究 馬静?、2020年度名古屋大学大学院文学研究科申請博士論文
^ 中村綾『日本近世白話小説受容の研究』汲古書院、2011年12月 ISBN 9784762935862
^ 孫琳淨『日本近世における白話小説の受容:曲亭馬琴と『水滸傳』』汲古書院、2021年4月 ISBN 9784762936579
関連項目
文学革命
白話詩(中国語版、英語版)
白話字
外部リンク
世界大百科事典 第2版『白話小説』 - コトバンク
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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