声調は7つある。伝統的に1?8と数字で表されるが、第2声と第6声とは同じ声調なので白話字の表記法は第6声を第2声に合併する。
声調番号声調名白話字(aを例として)声調値(台北)声調値(台南) 語と語の間にはスペースで区切りを表すが、語中にはハイフンで各音節をつなげる。例:Tai-oan(台湾)。また、方向補語、可能補語、程度補語、結果補語、動作量補語、代名詞の目的語、語尾、助詞など軽声で読むときは、その音節の直前に二つのハイフンをつける。例:loh--lai(降りてくる)。 ボイジャーのゴールデンレコードに搭載された厦門語の挨拶: 以下、特に断りがない場合は客家語での表記法について記す。 両唇音唇歯音歯茎音歯茎硬口蓋音硬口蓋音軟口蓋音声門音
1陰平a5544
2 (6)陰上a5153
3陰去a3111
4陰入ap/at/ak/ah3221
5陽平a1425
7陽去?3322
8陽入a?p/a?t/a?k/a?h45
声調を表記するときは連続変調をつけなく原声調で綴る。
二重母音や三重母音の場合、ダイアクリティカルマークは基本的に「a>o・>o>e>u>i」という順で綴る。(「台湾?南語ローマ字ピンイン方案」の順とは若干の相違点がある)
成節子音mとngの場合は、mとnにダイアクリティカルマークをつける。例:kh?g(置く)。
ハイフン
実例
Thai khong peng iu, li ho! Li chia?h pa ・b?e? ? eng, ti? l?i gun chia ch? o?h.
太空朋友、汝好!汝食飽未?有闥來阮者坐嗚。
(宇宙の友達、こんにちは!ご飯は食べましたか?もし暇だったら、どうぞ私たちのところへ来てくださいね)
台湾語ラテン文字表記法との相違点(中国語版
白話字で「ch chh」と書かれる声母を、台湾語ラテン文字表記法では「ts tsh」のように表記する。
白話字で「ek eng」と書かれる韻母を、台湾語ラテン文字表記法では「ik ing」のように表記する。
白話字で「o」と書かれる介音を、台湾語ラテン文字表記法では「u」と表記する(例:oan → uan)。
白話字で「o?」と書かれる主母音を、台湾語ラテン文字表記法では「oo」と表記するのが正式となる。ただし白話字同様「o?」と表記してもよい。
白話字で鼻母音を表記する場合は母音の末尾に「?」を付加したが、台湾語ラテン文字表記法では「nn」を付加するのが正式となる。ただし白話字同様「?」を付加してもよい。
声調表記は白話字同様のものを正式とするが、これに加えて声調番号を末尾に添える表記も可とする。
客家語の表記
子音
鼻音m [m]
美(mi)n [n]
泥(nai)ngi [?][注 1]
牛(ngiu)ng [?][注 1]
破裂音無気音p [p]
伯(pak)t [t]
肚(tu)k [k][注 2]
家(ka)(無) [?]
有気音ph [p?]
白(pha?k)th [t?]
大(thai)kh [k?][注 3]
共(khiung)
破擦音無気音ch [?][注 4]
做(cho)chi [?][注 4]
有気音chh [??][注 5]
車(chha)chhi [??][注 5]