男はつらいよ_寅次郎恋愛塾
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神父:丹羽勝海

小春:杉山とく子 - 若菜、民夫が住む「コーポ富士見」の大家さん。

江上ハマ:初井言榮 - 上五島に一人住む。路上で寅さんとポンシュウが出会う。若菜のおばあちゃん。

有川旅館西海屋の仲居:田中世津子

日傘の着物の女:藤川洋子 - 冒頭寅さんと旅の雲水とがすれ違う。

中村(印刷工):笠井一彦

印刷会社の面接官:島田順司 - 若菜が採用試験を受けた公和印刷株式会社。

印刷工:志馬琢哉

印刷工:竹村晴彦

舞田駅の行商:谷よしの

戸川美子

喫茶店の客:川井みどり

ゆかり:マキノ佐代子

丸山繁雄酔狂座 - PIT INNでの演奏。

あけみ:美保純

牛山教授:松村達雄 - 民夫の恩師

御前様:笠智衆

江上若菜:樋口可南子[6]- 長崎県上五島出身。母は彼女を産んだ後に自ら命を絶った。

犬飼(牛山教授の助手):橋浦聡子(ノンクレジット)

備後屋:露木幸次(ノンクレジット)

ロケ地

長野県(上田市上田交通上田電鉄別所線舞田駅東御市海野宿、諏訪神社付近)

長崎県南松浦郡上五島祖母君神社、太田港、丸尾教会墓地、青砂ヶ浦天主堂、有川旅館西海屋)

熊本県(天草市・易断の啖呵売)

東京都(文京区本郷東京大学、白山・コーポ冨士見、水道・若菜の就職面接、小石川伝通院台東区上野上野恩賜公園上野駅周辺)

秋田県鹿角市陸中花輪駅八幡平水晶山スキー場夜明島川渓谷)

佐藤(2019)、p.636、及び公式サイトより
エピソード

ピットインでの演奏は、
丸山繁雄酔狂座オーケストラである[7]

DVDに収録されている特典映像の予告編と特報には、以下のような別カットが収録されている

ポンシュウがおばあちゃんを背負って歩くシーンの正面からの撮影の別バージョン

若菜がおばあちゃんの遺体に駆け付けるシーンでの参列者のセリフが変わっている

ラストシーンでポンシュウと寅が教会で再開するシーンで、神父が映っていないバージョン

寅が民夫の部屋で「昼間から勉強しているとバカになっちゃうぞ」と言って、民夫が怒って本を崩すシーン


さくらが口にする和歌「君がため 春の野に出でて 若菜摘む」は『百人一首15番 光孝天皇』で、続きは「我が衣手に 雪は降りつつ」

使用されたクラシック音楽

アルカデルトアヴェ・マリア』(16世紀の作曲家アルカデルトのシャンソンを元に19世紀フランスで改編された賛美歌。)オルガン演奏?青砂ヶ浦天主堂内シスター3人の祈り。ハマの家でポンシュウが『酒の中から』を歌って踊る。

『酒の中から』(昭和10年):歌・有島通男、作詞・玉川英二(サトウハチローの別名)、作曲・古賀政男


モーツァルト作曲:『アヴェ・ヴェルム・コルプス』ニ長調 K.618 オルガン独奏?ハマの意識が遠のく場面。

典礼聖歌82番:『神を敬う人の死は』合唱?青砂ヶ浦天主堂、ハマの葬儀。

神を敬う人の死は 神の前に尊い。救いのさかずきをささげ 神の名を呼び求めよう。死とその苦しみが迫り 苦悩の中にあったとき、私は神の名を求めて叫んだ。神よ私を助けてください。


讃美歌405:『神ともにいまして』第1番合唱?天主堂前で寅さんが若菜と初めて言葉を交わす場面。

神ともにいまして ゆく道をまもり、天(あめ)の御糧(みかて)もて 力をあたえませ。また会う日まで。また会う日まで。神の守り 汝(な)が身を離れざれ。


ベートーヴェン作曲:『交響曲第5番 ハ短調 作品67』第一楽章冒頭?民夫の部屋。壁に掛かったベートーヴェンの肖像がにっこり笑う場面。

ブラームス作曲:『大学祝典序曲ハ短調 作品80』?民夫が牛山教授に会うため大学を訪れる。


スタッフ

監督・原作:
山田洋次

脚本:山田洋次、朝間義隆

製作:島津清、中川滋弘

音楽:山本直純

記録

観客動員:137万9000人
[8]

配給収入:11億円[9](10億円[8]とも)

上映時間:108分

同時上映

俺ら東京さ行ぐだ

参考文献

佐藤利明『みんなの寅さん』(アルファベータブックス、2019)

脚注[脚注の使い方]^ 老婆はクリスチャンである。孫の若菜もクリスチャンで、本作ではその話題についての言及やパロディがしばしば見られる。
^ 民夫の出身大学についての言及はないが、このシーンのロケ地は東京大学である。
^ 本作は寅次郎が失恋してとらやを旅立つというシーンがないので、柴又駅での見送りはこれが唯一である。その旅立ちのシーンで多用されるテーマ音楽がここで使われている。
^ 第46作『寅次郎の縁談』で、満男を迎えに行くという緊急性のため乗りたくない東海道・山陽新幹線にやむなく寅次郎が乗ったというシーンがあるが、この部分で既に(東北)新幹線を利用している。
^ 捜索に来た寅次郎と教授が泥酔してしまったり、民夫が自殺しようと持ってきた睡眠薬を川に流してしまったり、間抜けな効果音が流れたりと、深刻な雰囲気は皆無で、戯画化されている。
^ シリーズで渥美清と最も年齢の離れたマドンナである。第33作のマドンナ(風子)役をやった中原理恵も同じ1958年生まれであるが、樋口の方が生まれが遅い。なお、出演時の年齢が一番低いのは、第7作マドンナ(花子)役をやった榊原るみ。(満男のマドンナや第28作の愛子を演じた岸本加世子など、寅次郎の恋愛の対象ではないマドンナは除く。)
^ 佐藤(2019)、p.637
^ a b日経ビジネス』1996年9月2日号、131頁。
^1985年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟

外部リンク

公式ウェブサイト


男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 - allcinema

男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 - KINENOTE


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