男はつらいよ_寅次郎恋やつれ
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配給収入:8億7000万円[1]

参考文献

佐藤利明『みんなの寅さん』(アルファベータブックス、2019)

脚注[脚注の使い方]^ a b c日経ビジネス』1996年9月2日号、131頁。
^ この部分につき、『男はつらいよ魅力大全』p.159は、「寅次郎の一見むちゃくちゃな言葉から、心の中で思っていても、それが相手に伝わらなければ、それは価値がないに等しいといった考え方が、修吉の心を激しく打った」という趣旨の説明をする。さくらが読み取った修吉の心中の愛情、それに対する歌子の「いくら心の中で思っていても、それが相手に伝わらなかったら、それは愛情と言えるかしら」という返答とマッチしている。
^ 『「男はつらいよ」寅さん読本』p.80 。本作について、「歌子が出た2作品をまとめて見れば、これは彼女が父親の元を離れて本当の意味で自立するまでを描く、歌子の『幸せ探し』がテーマになっていることが分かる。それだけに彼女と寅さんとの恋の部分は希薄。」(『キネマ旬報2008年9月下旬号』p.44)、「歌子に惚れていないため、失恋はしていない。」(『100%寅さん!』p.104所収の「恋愛ヒストリー」)と述べている書物もあり、実際、本作のポスターにも「兄ちゃんは恋をしたんじゃねぇ ただ、あの人が幸せになればいいな そう願っただけよ」と記されている。もっとも、本作タイトルの「恋(やつれ)」の対象は歌子である。シリーズ全体を通じた寅次郎の複雑な心情が垣間見える。
^ 実現はしなかったが、平成に入り本作の後日談として歌子が三回目の再登場をするストーリーも考えられていた。(『男はつらいよ50周年わたしの寅さん』p.51)「伊豆大島にある施設で働いている歌子を寅さんが訪ねるというストーリー」で、まさに本作最後の手紙で歌子が思い描いた通りのものである。

外部リンク

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公式ウェブサイト

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ - allcinema

男はつらいよ 寅次郎恋やつれ - KINENOTE










男はつらいよ
1-10作

1 男はつらいよ

2 続・男はつらいよ

3 フーテンの寅

4 新・男はつらいよ

5 望郷篇

6 純情篇

7 奮闘篇

8 寅次郎恋歌

9 柴又慕情

10 寅次郎夢枕

11-20作

11 寅次郎忘れな草

12 私の寅さん

13 寅次郎恋やつれ

14 寅次郎子守唄

15 寅次郎相合い傘

16 葛飾立志篇

17 寅次郎夕焼け小焼け

18 寅次郎純情詩集

19 寅次郎と殿様

20 寅次郎頑張れ!

21-30作

21 寅次郎わが道をゆく

22 噂の寅次郎

23 翔んでる寅次郎

24 寅次郎春の夢

25 寅次郎ハイビスカスの花

26 寅次郎かもめ歌

27 浪花の恋の寅次郎

28 寅次郎紙風船

29 寅次郎あじさいの恋

30 花も嵐も寅次郎

31-40作

31 旅と女と寅次郎

32 口笛を吹く寅次郎


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