『男はつらいよ 寅さん読本』1992、p.635より
スタッフ
監督・原作:山田洋次
脚本:山田洋次、朝間義隆
製作:島津清、中川滋弘
音楽:山本直純
挿入曲
千年接吻(作詞:売野雅勇、作曲:井上大輔、歌:中原理恵):夢の場面
使用されたクラシック音楽(判明した曲)
映画『第三の男』ハリーライムのテーマ?夢のシーン。
ベートーヴェン作曲:交響曲第3番 変ホ長調 作品55『英雄』第2楽章?夢のシーン
カール・タイケ作曲:行進曲『旧友』?江戸川の土手。寅さんが満男の吹奏楽部の練習を眺める
ジョン・フィリップ・スーザ作曲:『士官候補生』?江戸川土手。風子とさくらが満男の吹奏楽の練習を眺める。
リヒャルト・ワーグナー作曲:オペラ『ローエングリン』第3幕第1場『婚礼の合唱』弦楽合奏版?楓子の結婚式
ベートーヴェン作曲:交響曲第5番 ハ短調 作品67 第1楽章?寅さんが熊に追われるシーン
記録
観客動員:137万9000人[9]
配給収入:11億5000万円[1](10億円[9]とも)
参考文献
佐藤利明『みんなの寅さん』(アルファベータブックス、2019)
同時上映
『ときめき海岸物語』
脚注[脚注の使い方]^ a b ⇒1984年配給収入10億円以上番組 - 日本映画製作者連盟
^ 本作で結婚する。この結婚については、劇中でかなり詳しく描写されている。
^ これまでのシリーズ出演は「津坂匡章」名義。
^ 本作は、霧のシーンが多い。最後の結婚式を入れて道東では6日の描写があるが、そのうちの3日は雨も含む霧がかった情景である。(釧路から霧多布経由で根室に行った日、「テキヤ殺すにゃ刃物はいらぬ。雨の3日も降ればいい」と寅次郎が言った日、根室での寅次郎と風子の別れの日。)なお、表題の「夜霧」については、寅次郎と風子の間に「霧笛」について語るシーンがある。
^ 中原理恵(1958年生まれ)は、第35作マドンナの樋口可南子と並び、渥美清と最も年齢の離れたマドンナである。(満男のマドンナや第28作の愛子を演じた岸本加世子など、寅次郎の恋愛の対象ではないマドンナは除く。)
^ 映画の中にはこのシーン自体は存在しない。トニーの言葉の中で語られている。
^ 本作では、寅次郎が失恋をきっかけに柴又を発つシーンは存在しない。
^ DVD日本語字幕より。「叔母」(公式ウェブサイト)とも表記される。風子の母親の姉妹であるが、年齢関係は不詳。
^ a b 『日経ビジネス』1996年9月2日号、131頁。
関連項目
1984年の映画
外部リンク
公式ウェブサイト
男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 - allcinema
⇒男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郎 - KINENOTE
表
話
編
歴
男はつらいよ
1-10作
1 男はつらいよ
2 続・男はつらいよ
3 フーテンの寅
4 新・男はつらいよ
5 望郷篇
6 純情篇