全編の内容が確認できるものとして、平凡社の東洋文庫より、直筆原稿に基づき、正篇6巻、続篇8巻、三篇6巻の計全20巻が刊行されている。ただし原文のみで現代語訳はない。
脚注^ 坂田勝「未刊甲子夜話」解題(1964年、国書刊行会)第三篇78巻を校正して、同社既刊の正続二篇の掉尾として公刊されたもの。
^ ベアトリス・M・ボダルト=ベイリー『ケンペルと徳川綱吉 ドイツ人医師と将軍との交流』中央公論社 1994年 p.95
^ 「甲子夜話」(高野澄/編訳、徳間書店)
^ 松浦静山が多年にわたり『甲子夜話』を執筆した平戸藩邸(隠居所)は本所にあり、旧吉良邸に近い。
^ 原文の「落書」は良い意味では使われず、六十余名が処刑された「聚楽第南外門の落書事件」が有名。