由利麟太郎
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^ 連載開始は『白蝋変化』の方が先だが『石膏美人』の方が早く終わっており、いずれの作品でも半分程度進んでから由利麟太郎が登場している。
^ ジュブナイル込みでも前年から連載の『夜光怪人』と『模造殺人事件』(未完)、1月開始で最後の完結作品『カルメンの死』、5月開始のリメイク版『深夜の魔術師』(未完)が該当。
^ この時期(正確には昭和9年から)、横溝正史は結核の療養のため一家で上諏訪にいた。
^ 『菊花大会事件』、『三行広告事件』、(以下戦後)『蝶々殺人事件』、『カルメンの死』。
^ 『憑かれた女』、『神の矢』、『模造殺人事件』、『夜光怪人』、『深夜の魔術師(少年少女王冠版)』、『皇帝の燭台』。
^ 同一人物かは未言及だが、三津木俊助の友人にも「探偵小説を書くS・Yという男」がいるとされている(『蝶々殺人事件』の第二十章「パイプの曲芸」より)。
^ ここまでは一応六条月代が主人公だが、どちらかというと群像劇のような構図になっている。
^ 昔の殺人事件に触れた際「昭和七年頃の出来事でしたから、(注:今は)もうかれこれ五年になりますね」という発言がある(歌時計なり終わるとき・一)。
^ 角川文庫版などのリライトされた版では前者は未修正、後者は由利自体が出てこない。
^ 『夜光怪人』の舞台年は明記がないが、「仮装舞踏会」の章に章題の舞踏会について「(終戦後しばらくできなかったが)今年はだいぶ世のなかも立ちなおったので、久しぶりに開こうということになり、」とある。
^ 角川文庫などのリライトされた版では「ふたり鉄仮面」という章題だが、記述はほぼ同じ。
^ 三津木俊助に替えて、ほぼ同一キャラクタの「宇津木俊介」が登場する『菊花大会事件』を含む。
^ 1953年後半以降でも、中学生向けの作品には金田一が登場するものがある。
^ 本編中明治42年生まれの女性を「俺と同い年」と言っている場面がある(『蜘蛛と百合』「俊助約束を守って由利先生を訪う事 並びに君島百合枝の恐ろしき過去の事」)。三津木自身の誕生日などは不明。
^ 甥の勇を連れているので、俊助ではなく勇の自宅へ向かっていた可能性もある。
^ 勇の姓は最後まで不明である。
^ 例として『幽霊座』は地の文に序盤で「昭和二十七年七月下旬」が現在と明記している(角川2022年版p.14)にもかかわらず、冒頭で過去の歌舞伎役者失踪事件に触れ(角川2022年版p.9)「それは昭和十一年のことだから、いまから十七年のむかしになる」と、昭和11年→1年目、昭和12年→2年目…と数えている。
^ 年代が言われる場面は一切ないが、由利初登場時に「顔は40歳ぐらい」という描写がある(流線型魔人)。的中していれば1932年(昭和7年)の話。季節は冒頭で「五月中旬」と明記(佝僂と石膏美人)。
^ 年と最初の月日は同作冒頭の「発端」に明記、天神祭は7月15日と明記(第一編・一)、梨枝子殺害が8月15日(第一編・三)その後夜明けの描写と昼過ぎに鈴木病院に行く話のあとで琴江誘拐が発生(第六編・二)、それから一週間後に静馬殺害(第七編・二-三)、同日夜に由美への殺害未遂と事件終了。
なお、短編版には冒頭の事件発生年の明記がなく、「発端」では「六月十一日の土曜日」とだけ記載(連載時の昭和13年と同じ)。1947年の長編化の際に「昭和八年六月十一日」と明かされているが曜日は未修正。(浜田知明、横溝正史探偵小説コレクション4『迷路荘の怪人』ISBN 978-4-88293-423-3(出版芸術社・2012年)「解説」p.224-227。)
^ 同作の「惨劇の後」の章に「十年ほど前に発行されたドイツの医学雑誌」に乗っている「雑誌発行の六七年前」の事件として挙げられたのが「一九一七年」のもの。)、季節は冒頭で「梅雨時」と明記。
^ 同作の冒頭で「昭和九年のクリスマスの晩」(狼男登場)、中盤で「それ(注:クリスマスの事件)から二日三日とたつ」「それから三日目」(事件の表裏)。
なお初出時には冒頭の事件発生年が伏字になっており、日正書房の『首吊船』(1947年)へ初収録時に明かされている((由利・三津木4)p.523「編者解説」)。
^ 「迷路の怪人」の章にて由利を「年の頃四十三四」と記述、季節は冒頭で「八月も半ばすぎ」
^ 同作「発端」の章で「昭和十一年七月二十一日のこと」、終盤の第十・十一章で「春」表現が何か所もある。ラストの「大団円」部分は初夏だが、章題通り事件が終了してだいぶたってからの後日談なので、事件の期間にはカウントしないことにした。
なお初出時と初刊時には冒頭の事件発生年が伏字になっており、1946年に自由出版から出た際に明かされている((由利・三津木2)p.477「編者解説」)。
^ 同作冒頭で昔の殺人事件に触れた際「昭和七年頃の出来事でしたから、(注:今は)もうかれこれ五年になりますね」という発言がある(歌時計なり終わるとき・一)。 季節はチューリップが咲く描写がある。
^ 「大正六年生」(1917年生まれ)の人物が「20年前の時点で生まれたばかり」という記述より(「呪いの髑髏」)。月日は冒頭で「今日は5月15日」と説明後に起きた事件から「五日たった」「翌日の晩」「二、三日後」(それぞれ「マスクの男」、「髑髏カード」、「またもや匿名の手紙」より)と日時が進む説明あり。
^ 百合枝が「明治42年生まれ」で「女学校卒業(この時点で満17歳)が十年程前」という記述より。月は冒頭に明記。
^ 年は同作品冒頭、開始月日は事件発生が「十月二十日」(第一章「コントラバス」)、「第五章「砂袋」」で「二十二日」、その後日付を越え二十三日に謎解き(第十一章「彼女と五人の男」)。
^ 由利が『三行広告事件』の1年前に上海に渡って活動していた説明がある。
^ はっきり年代をいう場面はないが、同作の「謎の三行広告」で由利が「五十までにまだ間がある年頃」と地の文で表現。1892年生まれの由利が数え50歳になるのは1942年1月なので1941年12月末が下限。また「恐ろしき家主」のラストで由利が「英米相手に戦っている」というが「当然空襲を覚悟しなければならない」と空襲を仮定のものとしており、英米との戦争勃発(1941年12月8日)後だが空襲がまだ来てない時期の話と分かる。
^ 『三行広告事件』ではまだ麹町にいたのでそれ以後。
^ 本編では季節のみで年が不明だが、未完作品『神の矢』によると「戦争がすむと間もなく」発表したものとある(『神の矢』「第二章 車いすのドン・ファン」)ので、1946年以外該当しない。(「春」なので1945年ではまだ戦争中)
^ 月は冒頭の夜光怪人初目撃情報が「二月」、御子柴進が夜光怪人と初遭遇が「四月」(少女と怪獣)と地の文にあり、後半で人質受け渡しをやったサーカスが「六月十一日」に開幕とポスターにある(怪少年)。
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