たぐち きよたか
田口 清隆
生年月日 (1980-05-07) 1980年5月7日(44歳)
出生地 日本・北海道室蘭市
職業映画監督、特技監督
ジャンル映画、テレビなど
活動期間2000年 -
主な作品
『長髪大怪獣ゲハラ』
『ネオ・ウルトラQ』
『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』
『ウルトラマンX』
『劇場版 ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン』
『ウルトラマンオーブ』
『劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力、おかりします!』
『ウルトラマンZ』
『ウルトラマンブレーザー』
受賞
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭
観客賞(市民賞)
2009年:田口清隆(監督)[1]
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田口 清隆(たぐち きよたか、1980年5月7日[2][3][4] - )は、日本の映画監督、特技監督。北海道[3]室蘭市出身。
略歴
1980年 - 北海道室蘭市に生まれる。
1999年 - 北海道室蘭栄高等学校を卒業後、上京し日活芸術学院入学(第25期生)[3]。実習生として映画製作に参加。
2000年 - 日活芸術学院中退。
2007年 - 自主映画『G』完成。
2009年
2月 - テレビ番組『テレ遊びパフォー!』の企画で『長髪大怪獣ゲハラ』を監督。
3月 - 「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2009」フォーラムシアター部門にて『G』、『長髪大怪獣ゲハラ』が出品。田口清隆監督が市民賞受賞[1]。
2017年 - 自主映画『女兵器701』でゆうばりファンタランド大賞市民賞受賞。
人物サイン イベント「怪獣市場デラックス2」にて展示(三和市場/兵庫県尼崎市)
小学生のころに特撮テレビドラマ『ウルトラQ』や『ウルトラマン』の再放送を観て特撮に興味を持ち、小学生時代から高校生時代にかけて平成ゴジラシリーズ・平成ガメラシリーズ・平成ウルトラシリーズなどを観て育つ[5][6]。特撮の制作現場に興味を持ったきっかけとして、情報ドキュメンタリー番組『追跡』での『ゴジラvsモスラ』のメイキングを挙げている[7]。中学生の時から怪獣を題材にした自主映画を手がけている[6][3]。
自身が幼少期に特撮作品に親しんだ経験から、自身の作品を通して特撮や怪獣の魅力を伝えていくことを掲げており[6]、『ウルトラマンギンガS』に参加してからは特に子供層を意識するようになったという[8][9]。2014年からはイベント「全国自主怪獣映画選手権」を主催し[10]、2015年からは雑誌『宇宙船』の連載企画「宇宙船自主怪獣映画道場!」の部長に就任し[11]、児童書『ウルトラマンX超全集』で子供向けの特撮指南を掲載する[12]など、自主制作怪獣映画の普及や後進の育成にも力を入れている[2]。
ホラーやミリタリー、ファーストパーソン・シューティングゲームなどが好きで[3]、中でも『コール オブ デューティシリーズ』は一番プレイしていると語っている。またディースリー・パブリッシャー発売の「THE 地球防衛軍シリーズ」も第1作からプレイしているファンであることを公言しており、『地球防衛軍4』の小説作品で帯にコメントを寄稿したほか、『地球防衛軍5』発売後のインタビューではシリーズの実写映画化の企画を何度も提案していることを明かしている[13]。
好物はタラバガニ。 押井守と樋口真嗣を二大巨頭と話す[14]。
関連人物
押井守
もともと『機動警察パトレイバー』が好きで押井も当然大好きだった。『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』の話が上がった時、押井は田口を4人目の監督として迎え入れた。
樋口真嗣
平成ガメラシリーズのころから憧れており、心の師匠と呼んでいる[14]。ともに映画制作に関わる中で彼に見出され、2009年の『長髪大怪獣ゲハラ』で商業監督デビューすることとなる[3]。
武居正能
助監督として組むことが多い。専門学校時代の同期である[15]。田口が助監督として参加した『ウルトラマンコスモス』は、先に参加していた武居が番組延長の際に既に次の仕事が決まっていたため、その代わりとして紹介されたものであった[15]。
監督『大怪獣ガサキングα 三和市場に現わる』制作中の監督(三和市場/兵庫県尼崎市)
映画(監督)
自主制作
「傷だらけの天使」よ永遠に(2000年)
ある夏の戰い(2002年)
クライシス北の國から(2003年)
大怪獣映画 G(2007年)
ZONE -絶対区域-(2014年) - 「フールジャパンABCオブ 鉄ドン」の一編として制作[16]。
大怪獣ガサキングα 三和市場に現わる(2016年)
DELTA(2015年) - 「フールジャパン 鉄ドン危機一髪」の一編として制作[16]
女兵器701(2017年)[17] - 「大怪獣チャランポラン祭り 鉄ドン」の一編として制作[16]