田中信夫
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玉川学園中学部・高等部玉川大学卒業[2]。昆虫採集ばかりしていたが、教師から「劇をやらないか」と誘われて芝居を始める[2]ラジオ東京放送劇団研究生としてキャリアをスタートさせ、後に同劇団6期生になる。当時劇団の先輩には大平透大木民夫浦野光らがいた[12]。土の会[13]、俳優企画[13]を経て、1968年から死去するまでは東京俳優生活協同組合に所属していた。

2010年に第4回声優アワード功労賞を受賞[14]

2018年10月17日6時20分、食道癌のため、東京都内の医療機関で死去[10]。83歳没。訃報はメディアより先行して生前『アニメ三銃士』で共演した平野文が公表している[9]
人物

声域バリトン[5]

俳優としてのテレビドラマ出演もあるが、声優・ナレーターとしてその声が広く知られていた。

報道番組やチャレンジ番組、特撮ヒーロー番組などでナレーションを務めることが多く、1980年代に人気となったテレビ朝日系『水曜スペシャル川口浩探検隊シリーズ』および平成期の『藤岡弘、探検隊シリーズ』や、テレビ東京系『TVチャンピオン』のナレーションなどで知られる。『轟轟戦隊ボウケンジャー』ではミスター・ボイスの声で、10年ぶりに特撮作品に出演した。

海外ドラマ洋画吹き替えへの出演も多く、シドニー・ポワチエダニー・グローヴァーグレッグ・モリスなどの黒人俳優の吹き替えの他バート・レイノルズヴィック・モローなどを持ち役としていた。

コンバット!』のサンダース軍曹は本人によると「強くなければならないし怖くなければならない」という設定であり、また「声を担当する私は全くその逆であるわけですから、そのギャップを上手く埋められるかどうか、それが一番心配でしたね」と苦悩を語っている[15]。また、田中は若手時代に声を担当したヴィック・モローと実際に対談したこともある[15]

特技は落語[5]。俳協に所属後、落語研究会に参加して落語を始めた[2]。高座名はたのぶ家たの助[2]
出演

太字はメインキャラクター。
吹き替え
担当俳優
アンソニー・ホプキンス


オードリー・ローズ(1981年、エリオット・フーヴァー)※TBS

エレファント・マン(1982年、フレデリック・トリーブス)※TBS版

逃亡者(1992年、ティム・コーネル)※テレビ東京

イアン・ホルム


エイリアン(1981年、アッシュ)※LD


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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