田の神
[
Wikipedia
|
▼Menu
]
■コピペモード
□本文ページのURL
http://yomi.mobi/wgate/%e7%94%b0%e3%81%ae%e7%a5%9e
□
記事を通常表示
■項目テキスト
水稲田の神(たのかみ)は、日本の農耕民の間で、稲作の豊凶を見守り、あるいは、稲作の豊穣をもたらすと信じられてきた神である[1]。作神、農神、百姓神、野神と呼ばれることもある[1][2]。穀霊神・水神・守護神の諸神の性格も併せもつが、とくに山の神信仰や祖霊信仰との深い関連で知られる農耕神である[1]。 農耕神をまつる習俗古代より日本では農耕神をまつる習俗のあったことが知られており、8世紀成立の『日本書紀』や『古事記』にも稲霊(いなだま)すなわち「倉稲魂」(うかのみたま)、「豊受媛神」(とようけびめのかみ)、穀霊神の大歳神(おおとしのかみ)の名が記載されている[1]。このうち、豊受媛神は10世紀初頭成立の『延喜式』「大殿祭祝詞」に、稲霊であり、俗にウカノミタマ(宇賀能美多麻)と称する[注釈 1]という註があり、このことについて柳田國男は、稲の霊を祭った巫女が神と融合して祭られるようになり、それゆえ農神は女神と考えられるようになったのではないかとしている[3]。
次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia
Size:74 KB
出典: フリー百科事典『
ウィキペディア(Wikipedia)
』
担当:undef