生稲晃子
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またフジテレビ系ドラマ『ゴメンドーかけます』に出演[44]
女優・タレントとして

90年代以降は女優として多数のテレビドラマや映画、舞台に出演。タレントとしてもバラエティ番組などで活動した。1996年にはセミヌード写真集も出版している。

2001年4月、永らく所属していたプロダクション尾木より独立。女優としてCBC制作のドラマ『キッズ・ウォー』シリーズに長く主演したほか、テレビ朝日の人気時代劇暴れん坊将軍』にはVIIシリーズからVIIIシリーズ第1話は魚屋兼岡引・おぶん、VIIIシリーズ第2話から800回スペシャルは江戸町火消しめ組の頭長次郎(山本譲二)の妻・おぶんとして出演していた。古典芸能に造詣を持ち、NHKの『日本の古典芸能』『芸能花舞台』の司会も務めた(毎回和服姿で番組を進行)。

2003年にCM制作会社プロデューサー・佐山智洋と結婚(結婚後、鉄板焼き店経営)。2005年10月、妊娠していることが判明、「思っていたよりつわりがひどかった」とのこと。2006年3月に第1子(長女)を出産。

2006年からは芸能事務所・株式会社ポートレーブに所属。家事の都合や子育てに支障が出ないスケジュールを組んでもらい、主に女優やレポーターなどの仕事を中心にしていた。テレビ朝日系『ちい散歩』や『三波豊和の日本が元気です[45]』等司会やレポーターの仕事を中心に活動。

2009年よりプロダクション尾木に復帰。2010年7月、ハートフルライフカウンセラー学院[46] にて学び、心理カウンセラーとして活動を始める[注 4]

その後、日本推進カウンセラー協会認定の認知行動療法士の資格を取得した。

2010年9月、AKB48Team Ogiが開催した音楽イベント「Team Ogi祭り」に城之内早苗らとゲスト出演。『麦わらでダンス』を当時の衣装、ダンスとともに披露した。
がんとの闘い

2011年3月、42歳の時にがん発覚。4月28日、43歳の誕生日に乳がんの告知を受ける。(正式な告知を受けたのは2011年4月28日)。5月6日に腫瘍のある部分を切除する乳房温存手術を受け、放射線照射と薬による治療を続けた。2012年の夏、再発が判明。がんのできた部分を切除する再手術を受ける。2013年10月に3度目の切除手術、同年12月27日に右胸の全摘手術を受けた。2015年10月27日、右乳房の再建手術を受ける。同年11月、自らのがんを公表[47]

2016年9月26日、「働き方改革実現会議」の有識者委員に選出される[48]

2019年9月29日に行われた「ピンクリボンフェスティバル」において、これまで5回にわたる手術歴の事や闘病生活を乗り越えられた「家族と2人のママ友」の存在を語った[49]
2022年参議院議員選挙

2022年1月21日、東京都選挙区(改選数6)の参議院議員の中川雅治が、同年夏の第26回参議院議員通常選挙に立候補しない意向を固めたことが明らかとなった[50]。中川の「安倍派枠」を守るべく、安倍晋三の2人の側近、自民党都連会長の萩生田光一、党参議院幹事長の世耕弘成が中心となって候補者選びが行われた[51]。現職の朝日健太郎と支持層が重ならないよう、党は複数の女性のアナウンサーやキャスターに打診するが、いずれも断られた。「タレント候補を選ぶべきでない」として都議会議員を推す声も上がったが[51]、萩生田はこれを斥け、2007年11月3日付の党の機関紙『自由民主』で対談した生稲に白羽の矢を立てた。生稲は「働き方改革実現会議」の有識者委員を務めていた頃、当時官房副長官だった萩生田に見初められたとも言われている。後継候補は「安倍派案件」と呼ばれた[52][53][54]

同年3月30日、生稲を擁立する方向で自民党が調整していることをメディアが報道[55]。4月6日、党は東京都選挙区の公認候補として生稲を擁立すると正式に発表した[56][57]。生稲の選挙対策本部長は下村博文が務めた[58]。下村と同様に安倍晋三の最側近と言われた萩生田光一[59][60]は6月18日、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の票を確実なものとするため、生稲を連れて萩生田の地元である八王子市の教団施設を訪問した(後述[61]

同年6月22日、参院選公示。生稲は有楽町駅前で第一声を挙げ、安倍晋三も生稲の隣で第一声を挙げた。安倍はこの日、立川市でも生稲の応援演説を行った[62][63]。朝日健太郎は2016年の選挙において菅義偉官房長官の全面支援を受けて初当選しており、東京都選挙区は安倍、菅にとって、どちらの票が上回るか、参院選後の求心力維持と拡大のため負けられない選挙区とみなされていた。安倍は朝日陣営に配慮し、朝日の最初の演説会場である新宿駅西口に応援に駆け付けたが、安倍派が生稲に戦力を大きく注いでいることは明らかであった[64][65]

同年6月30日、自民党本部で、生稲と、比例区から立候補した今井絵理子の決起大会が開催。同大会に日本音楽事業者協会日本音楽制作者連盟コンサートプロモーターズ協会日本音楽出版社協会の音楽業界4団体の代表らが訪れ激励し、今井と生稲に対する支持を表明した[66]

同年7月9日、銀座四丁目交差点で選挙戦最後の街頭演説が行われた。生稲は、安倍がこの日、生稲の応援演説に駆けつける予定だったことを明かした。萩生田は「亡くなられた安倍晋三元総理が最後に見いだした国会議員の候補が、生稲晃子さんです。私たちはその思いに応えていきたい」と訴えた[67]。7月10日、投開票。朝日健太郎は得票数1位で再選を果たし、生稲は得票数5位で初当選した[68]。雇用主を失った安倍の公設秘書は、生稲の公設秘書となった[69]
政策・主張
憲法

憲法改正について、2022年のNHK、毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[70][71]

9条への自衛隊の明記について、2022年のNHK、日本テレビのアンケートで「賛成」と回答[70][72]

憲法を改正し緊急事態条項を設けることについて、2022年のNHK、東京新聞のアンケートで「賛成」と回答[70][73]

外交・安全保障

敵基地攻撃能力を持つことについて、2022年の毎日新聞社、日本テレビのアンケートで「賛成」と回答[72][71]。同年のNHKのアンケートで回答しなかった[70]

日本の防衛力をさらに強化することについて、2022年の日本テレビのアンケートで「賛成」と回答[72]

普天間基地辺野古移設について、2022年の毎日新聞社のアンケートで「賛成」と回答[71]


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