生体CPU
[Wikipedia|▼Menu]
なお『機動戦士ガンダムSEED RGB ILLUSTRATIONS』におけるイラストストーリーに登場する老齢のカズイ・バスカークは、「散歩も億劫」な状態であるために似た名称の「グリフェプタンD」を常飲している[8]
オルガ・サブナック

声優 - 涼平(現:小田井涼平)

【年齢:不明(推定19歳) 身長:173cm 体重:65kg 髪:明るい黄緑 瞳:青緑

GAT-X131 カラミティのパイロット。階級は少尉

強化の度合いはStage2。普段はジュブナイル小説など読書を嗜む物静かな青年だが、戦闘では敵味方の区別なく快楽的に破壊を行う。それでも、同僚に比べれば精神は安定しており、禁断症状で苦しみそうになる仲間を気遣う面もある。飛行戦闘能力の無いカラミティを運ぶのはクロトのレイダーだが、気の短いクロトはカラミティの運搬を拒否するため、クロトとは事あるごとにケンカをしていた。戦闘中には、「オラオラオラァァァ!!」や「落ちろぉぉぉ!!」と叫ぶ事が多い。戦争に関しては、「殺されるよりは殺したほうがマシ」という考えを持っている。

クロト、シャニはキラやアスランをターゲットにしていた為、2人よりも多くM1アストレイなど量産機を撃破している。

L4宙域での会戦にて、フリーダムの捕獲を命令されたクロトのレイダーと共に撃破寸前まで追い込むが、SEED覚醒したアスランに阻まれている。

第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦では、先んじて戦死したシャニの死を惜しむ描写が見られた。その後、キラフリーダムアスランミーティアドッキングモードのジャスティスと交戦。キラとアスランの連携攻撃により、背後から機体の胴体をジャスティスのビームソードで両断され戦死した。

名字の「サブナック」はソロモン王の72人の悪魔の「サブナック」に由来する[要出典]。
クロト・ブエル

声優 - 結城比呂(現:優希比呂)

【年齢:不明(推定17歳) 身長:165cm 体重:52kg 髪: 瞳:

GAT-X370 レイダーのパイロット。強化の度合いは"強化インプラントStage3"。

趣味はゲームで、待機中は携帯ゲーム機グレートワンダースワンXXXのシューティングゲームに没頭している様子が多く見られる。

子どものように口数が多く喧嘩っ早いので、オルガやシャニとの争いが絶えず、戦闘になるとオルガ、シャニと同様に凶暴さを発揮する。戦闘中は「滅殺!」、「撃滅!」等の不穏な二字熟語を叫びながらレイダーの武装・破砕球「ミョルニル」を振り回す戦い方が目立つ。戦争に関しては、「やらなきゃやられる、そんだけだろうが」という考えを持っている。一人称は「僕」だが、一度だけ「俺」になった時がある。

第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において3人の中では最も長く生き残っていたが、母艦であるドミニオンが撃沈され、帰還する事が出来なくなってしまった状態で戦闘を続行した結果、γ-グリフェプタン欠乏による禁断症状の為に錯乱状態となってしまう。

プロヴィデンスとの交戦により行動不能に陥ったディアッカバスターとそれに接近したイザークデュエルと遭遇し、見境なく猛攻を仕掛けるが、デュエルがバスターのライフルを手に取って迎撃。その一撃を受けて、クロトは錯乱した言葉を発しながらレイダーと共に爆散し戦死。彼の死を以て、ブーステッドマンは全滅した。スペシャルエディションでは、プロヴィデンスに機体を損傷される前のバスターに撃たれ、戦死した[注 2]。コミック版では、プロヴィデンスに敗北している。

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、マルマラ海の港の近くにある「ロドニアのラボ」をアスラン・ザラたちが調査した際、強化人間被験者のデータの中にクロトのデータが発見された。

彼の名字はソロモン王の72人の悪魔のブエルに由来する[要出典]。また、名前のClothoだが、モイライの一人にも「クロト(Clotho)」がいる。
シャニ・アンドラス

声優 - 宮本駿一(現:Shunn)

【年齢:不明(推定18歳) 身長:170cm 体重:57kg 髪:薄いエメラルドグリーン 瞳:右/・左/オッドアイであり、前髪で隠れた左眼は金色をしている)】

GAT-X252 フォビドゥンのパイロット。強化の度合いはStage4。

精神の破綻振りは3人の中でも際立っており、精神的にも幼く、最も嗜虐的な戦いを好む。趣味は音楽鑑賞で特にデスメタルノイズ系などネガティブなものを好む。アイマスクをして両耳にイヤホンを付け音楽を聴きながら寝ている事も多い。声を演じた宮本が監督から「気合を入れず、ダルそうな感じの声で演じてくれ」と指示されていた事もあり、ほとんど抑揚がない声色をしている。

搭乗しているフォビドゥンはビームを屈折、偏向させる特殊兵装「ゲシュマイディッヒ・パンツァー」を装備している。ビーム攻撃を受け流した際、嘲笑を込めながら「ハァン」と言う口癖がある。

L4コロニーでの戦闘以来、アスランが搭乗するジャスティスに執着し幾度も攻撃を仕掛ける場面が見られた。

第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦において、イザークの搭乗するデュエルと戦闘になり、「フレスベルグ」で攻撃するが、被弾直前にパージしたアサルトシュラウドで直撃を免れていたデュエルに接近を許し、ビームサーベルでコクピットを貫かれて戦死。直後に機体も爆散している。三人の中で最初の戦死者となった。

彼の名字はソロモン王の72人の悪魔のアンドラスに由来する[要出典]。
エクステンデッド

機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場。

ブーステッドマンが持っていた協調性のなさや凶暴性を改善した強化人間[4]。改造の方法はブーステッドマンと同様に薬物投与や外科手術、幼少期からの訓練などによるものである[4]。しかし、エクステンデットは精神的な安定性を保つため、「ゆりかご」と呼ばれる睡眠カプセルによって定期的な記憶の操作が行われる[4][注 3]。こうした措置からブーステッドマンに比べコミュニケーション能力にも優れ、様々な作戦行動や連携も可能となっている[4]

また、時折暴走を起こすため、それを制御する「ブロックワード」と呼ばれる特殊な暗示が施されており、それを聞かせることで行動を抑制させる措置も施されている[9]。ブロックワードはそれぞれが異なる言葉であり、ファントムペインに所属するステラ・ルーシェのブロックワードは「[9]、アウル・ニーダのブロックワードは「」、スティング・オークレーのブロックワードは「」となっている[10][注 4]

デストロイの搭乗者も全てエクステンデッドであり、その際にエクステンデッドを「生体CPU」と表現され、部品扱いされていた[注 5][注 6]
エクステンデット関連施設

ザフト軍にはブーステッドマンよりエクステンデッドの方が知られている。これは、ザフト軍がエクステンデッドの研究施設であるロドニア研究所を発見したのが切っ掛けである。シン・アスカらがロドニア研究所に調査に入った時には既に壊滅しており、内部にはエクステンデッドと思われる子供の数多くの遺体など凄惨な風景が広がっており、研究所のデータには、「ブーステッドマン」のクロト・ブエルのデータも存在していた。また、その後の戦闘において捕虜となったステラの体内からは、通常人間が体内に持たない物質が採取されている。

ザフト軍およびプラントの最高権力者であるギルバート・デュランダルは後にブルーコスモスの支援母体であるロゴスの悪行を世界に公表する際にロドニア研究所の映像を公開して、ロゴスを攻撃する政治的材料として利用した。
アウル・ニーダ

声優森田成一

【年齢:不明(推定16歳) 血液型:O型 身長:167cm 体重:57kg 髪:水色 瞳:濃い水色】

RGX-02(ZGMF-X31S)アビスのパイロット。

地球連合軍第81独立機動群ファントムペインに所属するMSパイロット。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:67 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef