瓦版
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「瓦版」という呼称自体は幕末の文献より確認され[10]、初期においては、「絵草紙」と呼び[11]、「読売」とも呼ばれた(前同事典)。

奇説としては何等かの名前が訛って当て字を入れられた可能性がある。

例:厠(かわや、トイレの意)に使うもの→厠版→瓦版

なお、例については紙質が悪かったことから例えば使用後は尻拭き等の使い道しか無かったのでは無いか?等の類推である。前例としては、江戸時代の九州にあったとされる、えのころ(犬ころの意)飯等がある。
現代

現代日本語としては、掲示板様の告知・報道様式を指す雅称として「瓦版」「かわら版」という語が用いられる例は多い。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 旧暦の享保7年2月1日と2月30日(同月最終日)は、新暦グレゴリオ暦)では1722年3月17日と4月15日。
^ 旧暦の享保9年6月1日と6月30日(同月最終日)は、新暦(グレゴリオ暦)では1724年7月20日と8月18日。

出典^ 森田健司 「江戸時代における「かわら版販売者」の形装」『大阪学院大学通信』第46巻第12号、2016年3月1日、pp.1-27.
^ 『精選版日本国語大辞典』「大坂安部之合戦之図」と「大坂卯年図」とする。
^ a b c d 稲垣史生三田村鳶魚 江戸武家辞典』 青蛙房 新装版2007年 p.260.
^ 全国歴史教育研究協議会編 『日本史?用語集』 山川出版社 16刷1998年(1刷1995年) p.160
^ “港区立 港郷土資料館へ行ってみよう! 第11号”. 東京都港区立港郷土資料館. 2019年10月25日閲覧。
^ 根岸茂夫 『大名行列を解剖する 江戸の人材派遣』 吉川弘文館 (第1刷2009年)第2刷2010年 p.72
^ 北原糸子 『メディア環境の近代化 災害写真を中心に』 御茶の水書房 2012年 p.29.p.30に「大洪水細見之図」、p.31に「大阪市街浸水地の図」が掲載されている。
^ 『精選版日本国語大辞典』では、そうした説があるが確証はないとする。
^ 『日本大百科全書』では、そうした説もあるが不明確とする。
^ 『精選版日本国語大辞典』
^ 『ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典』

関連項目.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、瓦版に関連するカテゴリがあります。

錦絵

読売新聞

壁新聞

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号外

外部リンク

森田健司大阪学院大学教授) (2017年9月5日). “「江戸の瓦版の実像」(視点・論点) - 解説アーカイブス”. 解説委員室. NHK. 2018年4月8日閲覧。

典拠管理データベース: 国立図書館

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