沖縄県には日本テレビ系列局とテレビ東京系列局が無いが、平成新局となっていることに加え、先島諸島への開局がデジタル新局として開局した歴史的経緯から日本テレビ系列に属し、系列内での放映権を有した番組のネット受けは一切行っていない[注 5]。一方で、テレビ東京系列の番組と全国独立放送協議会加盟局の番組、製作委員会方式の番組は一部を番組販売の形で放送している[注 6]。
主な受賞歴に『告発?外務省機密漏洩事件から30年 今語られる真実』で2002年日本民間放送連盟賞テレビ報道番組優秀賞[4]『枯れ葉剤を浴びた島?ベトナムと沖縄 元米軍人の証言?』で2012年日本民間放送連盟賞テレビ報道番組優秀賞[5] を、『標的の村?国に訴えられた東村・高江の住人たち?』で2013年日本民間放送連盟賞テレビ報道番組優秀賞[6] を、『枯れ葉剤を浴びた島2?ドラム缶が語る終わらない戦争?』で2016年日本民間放送連盟賞テレビ報道番組最優秀賞[7] をそれぞれ受賞した。同賞をテレビ朝日系列の平成新局が番組部門で最優秀賞を受賞するのは初めてだった。また、『QAB琉球朝日放送四夜連続ドラマスペシャル パナウル王国物語』でも2020年日本民間放送連盟賞テレビドラマ優秀賞[8] を受賞した。 いずれも琉球放送も同居し、事業を兼務する。 那覇市久茂地2丁目3-1 琉球放送会館(〒900-8510) この節には複数の問題があります。改善 2018年9月1日午前6時頃に東京都中央区月島三丁目にてタクシー運転手に対する強盗致傷の現行犯で東京支社営業部の男性社員が逮捕された。84歳のタクシー運転手に車内や路上で殴打や押し倒しを行ってあばら骨の骨折などの全治1ヶ月の傷害、乗車料金7290円の支払い拒否を行った。社員は被疑事実を否認している。社員の逮捕を受けて琉球朝日放送は「社員教育の徹底と信頼回復に努めてまいります」とコメントした[15][16][17]。なお、当該社員は懲戒解雇となり、東京簡裁より罰金刑の略式命令を受けた[18]。 沖縄県全域 鹿児島県奄美群島の一部地域 リモコンキーID:5
拠点
本社
支社
東京支社 - 東京都中央区銀座5丁目14-5 光澤堂GINZAビル4F
関西支社 - 大阪市北区曽根崎新地1丁目4-10 銀泉桜橋ビル3F
福岡支社 - 福岡市中央区天神1丁目9-17 福岡天神フコク生命ビル13F
沿革
出典がまったく示されていないか不十分です。内容に関する文献や情報源が必要です。(2021年1月)
独自研究が含まれているおそれがあります。(2021年1月)
1993年(平成5年) - 沖縄地区第3局・第4局の周波数割り当て[注 7]。
1994年(平成6年)6月10日 - 那覇市に設立。
1995年(平成7年)
9月24日 - サービス放送開始。
10月1日 - 沖縄県3番目の民放テレビ局として開局。
2003年(平成15年)1月 - サンゴ保護キャンペーンとして、美ら島募金(ちゅらしまぼきん)を開始。
2006年(平成18年)
9月11日 - アナログ・デジタル統合型のマスター(主調整室)設備に更新。(NEC製)
11月1日 - 地上デジタル放送サービス放送(サイマル)開始。
12月1日 - 地上デジタル放送開始。
2009年(平成21年)10月21日 - 当初非該当とされていながらも、デジタル新局開局に移行された先島諸島(宮古・八重山)での放送開始。最初は同年5月の開局を目指し準備を進めたが、本島⇔先島間の伝送路と先島諸島内での信号伝送路を繋ぐ機器に不具合が生じたことが原因とされ、直前の4月28日に延期を発表。その後機器の不具合が修正され、10月20日に沖縄総合通信事務所から免許が交付され、先島(宮古・八重山)地区では、開局して以来15年目にしてようやくQABを視聴出来るようになった。
2011年(平成23年)7月22日 - デジタル新局として大東諸島(南大東・北大東)での放送開始。これにより沖縄県全体の99.5%カバーしている。さらに、これまで本土(キー局テレビ朝日)の番組しか視聴できず、ニュースなどは字幕などでしか伝わっていなかったが、この日よりローカル放送の番組もスタートした。これにより、ローカル放送のニュースや番組・当局で放送している系列外やテレビ朝日系列内の地方局の番組も放送されるようになった。
2011年(平成23年)7月24日 - 午後12:00にアナログ放送終了。そして11:55分頃、クロージングを流し、Qごろ?が登場し、アナログ放送は終了しますという文字とともに11:59分に完全停波。
2020年(令和2年)
6月30日 - 2019年(令和元年)9月21日に放送されたローカルドキュメンタリー番組『島にセブン-イレブンがやって来た?沖縄進出の軌跡と挑戦?』について、放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会は「視聴者に広告放送であるとの誤解を招く演出があった」として放送倫理違反に認定[9][10][11][12][13][14]。
12月14日 - 通常時終夜放送を開始。
社史・記念誌
琉球朝日放送10年史 2008年(平成20年)6月発行、183ページ。
ネットワークの移り変わり
1995年(平成7年)10月1日 沖縄県では史上初めて、日本国でテレビジョン免許を交付されたテレビ局として開局した。テレビ朝日系列フルネット局として開局。また、民放テレビ局では初めて先発既存局による1局2波の放送局である。
ネット番組はテレビ朝日と琉球放送が設立母体である関係もあって、開局時に後者から移行された。
民間放送教育協会制作分は、当時県内で唯一加盟していた沖縄テレビ放送が手放さなかったため移行されなかった。ちなみに琉球放送は2002年(平成14年)4月1日に加盟しているが、現時点では両局から移行されてはいない。
開局と同時にANNに加盟したことでわかるように、ニュースは新規ネット開始である。
不祥事
放送エリア
チャンネルテレビ朝日系列のリモコンキーID地図
コールサイン:JORY-DTV
那覇本局 - 16ch・周波数491.142857 MHz:出力1kW(実効輻射電力18kW。2006年12月1日放送開始)
佐敷 - 33ch・3W(2007年12月1日放送開始)
今帰仁 - 42ch・30W(2007年12月1日放送開始)
久米島 - 32ch・3W(2007年12月1日放送開始)
本部 - 51ch・100 mW(2008年12月1日放送開始)
沖縄石川 - 33ch・300 mW(2008年12月1日放送開始)
久米島東 23ch・100 mW(2008年12月1日放送開始)●
宮古島 - 16ch・100W(2009年10月21日放送開始)●
多良間 - 47ch・100 mW(2009年10月21日放送開始)●
石垣 - 36ch・100W(2009年10月21日放送開始)●
石垣川平 - 21ch・30W(2009年10月21日放送開始)●
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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