この自我理想には、自我とは程遠い優れた行動と評価基準が含まれている。子どもが現実の自己と自我の理想との間に矛盾を感じることができず、防御が頻繁に起こるようであれば、これは病的と呼ばれる。フロイトはこの状況を二次的ナルシズム（secondary narcissism）と呼び、これは自我自身が理想化された状態である。
オットー・カーンバーグ「オットー・カーンバーグ#カーンバーグの発達モデル」も参照
脚注^ M. Kraft Goin (1998). ⇒Borderline Personality Disorder: Splitting Countertransference. The Psychiatric Times, vol. 15 issue 11
^ Joseph, E.D. (1978). The Ego Ideal of the Psychoanalyst. Int. J. Psycho-Anal., 59:377-385.
^ Carver, C.S. & Scheier, M.F. (2000). Perspectives on Personality. Needham Heights: Allyn & Bacon.

関連項目

分裂 (心理学)

境界性パーソナリティ障害

ナルシズム

認知の歪み

自己愛性パーソナリティ障害

良い警官・悪い警官

蛙化現象

表

話

編

歴
防衛機制
レベル1：病的

妄想的投影

否認

歪曲

フォアクロージャー（英語版）

過剰投影

攻撃者への同一化

分裂

レベル2：未熟

行動化

病気不安症

取り入れ

空想（英語版）

理想化

受動攻撃

投影

投影性同一視

身体化（英語版）

レベル3：神経症的

置き換え（英語版）

解離

分離（英語版）

知性化（英語版）

合理化

反動形成

反動形成

退行

抑圧

打ち消し（英語版）

レベル4：成熟

利他主義（愛他主義）

予期（英語版）

ユーモア

同一化（英語版）（同一視）

昇華

抑制（英語版）

他の機制

区画化（英語版）

防衛的悲観主義

誇張

最小化

感情の延期（英語版）（愛情延期 等）

関連項目

自己愛的防衛

表

話

編

歴
ナルシシズム
形式

集合的

エゴマニア

健康的

悪性

誇大妄想

自己愛性パーソナリティ障害

唯物論

職場

特性

大言壮語

エリート主義

自己中心性

自惚れ

共感 (の欠如)

(誇張された) 権利

羨望

空想

誇大性

傲慢

魔術的思考

対人操作

自己愛的虐待

自己愛的高揚

自己愛的傷つき

自己愛的屈辱

自己愛的怒り

自己愛的供給

自己愛的ひきこもり

完璧主義

自尊心

独善性

厚顔無恥