現代日本思想大系
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]
1975年から姉妹編となる『近代日本思想大系』が刊行開始、1990年に全35巻で完結したが、こちらは戦後の著作も収録した本大系と異なり、1945年の敗戦以前の著述を軸にしており、また巻構成もテーマ別編集をとらず、著者別編集としていた[注 5]。
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 同時期に筑摩書房で刊行していた『現代日本文学大系』(全97巻)がやはり明治初期以降の日本の文学作品を収録対象とした全集であり、姉妹企画としての位置づけがなされていたと思われる。
^ 福沢諭吉・内村鑑三・鈴木大拙・河上肇・西田幾多郎・田辺元・和辻哲郎・柳田國男・三木清の著作を扱う。
^ たとえば第9巻「アジア主義」のように、それまで日本近代史上の負の遺産と考えられていたためきちんとした学問的研究がなされなかったもの、あるいは第10巻「権力の思想」のように、狭義の思想史研究の視野に入ってこなかったものに独立した巻を充てている点などである。
^ 実質は西尾幹二による口述筆記。解説末尾に記載
^ ただし著者別編集から漏れた重要な論考は、時代別アンソロジーの補巻として「明治思想集」・「大正思想集」・「昭和思想集」が編まれた。
出典
関連項目
現代日本文学大系 - 筑摩での姉妹企画。
近代日本思想大系 - 同上
明治文学全集 - 同上
明治文化全集 - 明治文化研究会の企画
明治文化資料叢書 - 同上
日本思想大系 - 岩波書店の前近代までの日本の思想史叢書。
日本近代思想大系 - 岩波書店の叢書。
世界教養全集 - 平凡社による叢書。
記事の検索おまかせリスト▼オプションを表示暇つぶしWikipedia
Size:12 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
担当:undef