王になろうとした男_(映画)
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ダニエル・ドレイボット(英語版)ショーン・コネリー若山弦蔵[3]上條恒彦
ピーチ・カーネハンマイケル・ケイン大平透羽佐間道夫
ラドヤード・キップリングクリストファー・プラマー寺島幹夫津嘉山正種
ビリー・フィッシュサイード・ジャフリー仲木隆司富山敬
ウータ首長ドラミ・ラルビ
地区長官ジャック・メイ(英語版)宮内幸平
カフ・セリムカルーム・ベン・ボウリ
バフモハマド・シャムシ村松康雄
グラムアルバート・モーゼス(英語版)野本礼三
ムルバニーポール・アントリム
役人グラハム・エイカー
ロクサネシャキーラ・ケイン(英語版)
不明
その他石森達幸
広瀬正志

演出左近允洋
翻訳額田やえ子
効果PAG
調整栗林秀年高橋久義
制作グロービジョン
解説
初回放送1976年の
日本航空にて上映
1986年1月19日
日曜洋画劇場

スタッフ

監督:
ジョン・ヒューストン

脚本:ジョン・ヒューストン、グラディス・ヒル(英語版)

原作:ラドヤード・キップリング王になろうとした男

製作:ジョン・フォアマン(英語版)

撮影:オズワルド・モリス

編集:ラッセル・ロイド(英語版)

音楽:モーリス・ジャール

製作

ジョン・ヒューストンは1950年代から、クラーク・ゲーブルハンフリー・ボガートを主演に本作の映画化を計画していた[4]。しかし、映画化の権利を取得する前の1957年にボガートが死去し、ゲーブルも1960年に死去してしまう。その後、主演はバート・ランカスターカーク・ダグラスリチャード・バートンピーター・オトゥールにそれぞれ変更された。1970年代に入ると、主演はロバート・レッドフォードポール・ニューマンが検討されたが、ニューマンは「主演は英国人俳優が演じなければならない」とヒューストンに助言し、ショーン・コネリーマイケル・ケインを推薦した[5]

ロクサネ役は、ロアルド・ダールパトリシア・ニールの娘テッサ・ダール(英語版)が予定されており、彼女はオファーを快諾して減量や歯の矯正を行い役作りを進めた[6][7]。しかし、ヒューストンはよりアラブ的な女性を求め、「私たちはどこかでアラブの姫を探さなければいけない」とケインとの会食時に語っている。その会食には、ケインの妻シャキーラ・ケイン(英語版)が同席しており、彼女はガイアナ出身だったため、ヒューストンは彼女を説得してロクサネ役に起用した[8]。撮影はパインウッド・スタジオフランスモロッコで行われた[9][10]
評価

ニューヨーク・マガジン』のジョン・シモンは「ジョン・ヒューストンにとって、『アフリカの女王』を超える最高の作品」と絶賛した[10]タイム誌ジェイ・コックスは「ジョン・ヒューストンは20年以上映画化を望んでいましたが、待つだけの価値はありました」と批評している[11]ロジャー・イーバートは四つ星満点を与え、「『王になろうとした男』は、ひどくスリリングで楽しいエンターテインメントのため、時間を忘れてしまいます」と批評した[12]

バラエティ』誌はケインの演技について、「それがジョン・ヒューストンの意図であろうとなかろうと、この冒険とアクションの映画はマイケル・ケインの低い演技力のために大雑把なコメディになっている」と批評している[13]


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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