全盛期を含め、上記メンバーの期間が長く、事実上の正規メンバーである。 1961年に3代目玉川勝太郎門下の玉川ゆたかが、夫婦浪曲漫才コンビ「玉川兄弟」を結成。1962年に伊丹明が加入し「玉川トリオ」となる。間もなく伊丹が脱退し、天津羽衣門下から松木ぽん太が加入。1965年に二葉しげるが加入し「玉川カルテット」が成立。同年「あきれたトリオ」(後のあきれたダンディーズ
他メンバー
伊丹明(いたみ あきら):前三味線担当。曲師の第一人者として活動中。日本浪曲協会所属。
仲俊二(なか しゅんじ):ギター担当。1947年生まれ。北海道出身。前職は錦糸町のギター流しで、持ち歌に「女泣かせの錦糸町」がある。松浦の引退後に加入したが、入って1年程で脳溢血で倒れ引退。
玉川平助(たまがわ へいすけ):2代目リーダー。1941年生まれ。愛知県出身。1971年、玉川カルテットに運転手兼マネージャーで採用される。曲師の吉野静の実弟。病気により引退。
玉川平次(たまがわ へいじ):3代目リーダー。2010年加入。元マネージャー。
玉川玉太郎(たまがわたまたろう):4代目リーダー。2011年加入。玉川カルテットのメンバーとして活動する場合の名義である。
上原和(うえはら かず):ギター担当。1961年生まれ。2007年に仲俊二の後任として加入。
玉川平太朗:5代目リーダー。玉川ゆたかの弟子。2013年に加入。
来歴
1996年にリーダーのゆたかが死去。グループ解散の危機に瀕するも、同年6月に運転手兼マネージャーの平助を形式上の新リーダーに昇格させ、活動存続。
1998年に大瀧詠一のプロデュースで『列島どっきり宅配便』(テレビ東京系)の番組テーマ曲『玉カルのアンアン小唄』をリリース。22年振りの新曲だった。
2005年に松浦が病に倒れ脱退。同年4月に仲が加入。
2007年に病弱の仲と入れ替わりで、上原が加入。
2010年に病気の平助と入れ替わりで、平次が加入。
2013年に玉太郎が脱退、ゆたかの弟子の平太朗を新リーダーに迎え再出発。
2013年に横浜にぎわい座にて「玉川カルテット最後の公演」を行い解散。 イエス玉川が2月に抜けたことにより、このメンバーでの玉川カルテットの活動は最後ということであり、3月からは新リーダー、玉川平太郎が加入し、従来通り玉川カルテットとして全国各地で活動している。現在は株式会社ファミリーアーツが営業窓口となっている。 この件に関して、他のメンバーがイエス玉川(玉川玉太郎)に知らせずに他の人物をリーダーにしたてて営業をしていたことに対し玉川一門と玉川本家が無断名義使用と抗議し「玉川」の名跡を預かる玉川勝太郎とトラブルになったとのことである。
出演番組
天才・たけしの元気が出るテレビ!!(NTV)
BSふれあいホール お楽しみ寄席(NHK)
笑いがいちばん(NHK)
ひらけ!ポンキッキ(フジテレビ) - 「なぞなぞ」をテーマにしたアニメで歌を歌う。
週間漫画ゲラゲラ45(テレビ朝日) - 「元気一発!ハッ鶴マン」OPに登場し、歌を歌う。
受賞歴
1975年 放送演芸大賞 ボーイズ部門
関連項目