猿岩石
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12月、秋元康のプロデュースにより、藤井フミヤ藤井尚之兄弟提供の「白い雲のように」をHEAT WAVE(現・日本コロムビア)から発売する。ヒッチハイクを連想させる様な曲でミリオンセラーになり、1997年の『第39回日本レコード大賞』の新人賞を受賞し、その後もヒット曲を連発。一時アイドル的な人気を博す。ただし「視聴者の支持が得られなかった」という理由でその年の『NHK紅白歌合戦』には落選した[8]

この頃、営業で学園祭を一緒に回ったバナナマンは、学園祭が終わり車で帰る際に猿岩石のファンが車の周囲に押し寄せて混乱することが予想されたため、ダミー車を出すことになり、そのダミー車に乗ったのが当時知名度が低かった自分たちだったと語っている。

当時のギャラは給料制でブレーク前は5万円だったが、印税などの収入があったため、月収が最高2,000万円だった[9]。また、売れっ子だからと言って天狗になることはなく、有吉は、最大で5000万円以上の貯蓄をしていたという。

事務所の先輩である松村邦洋がパーソナリティを担当していたラジオ番組、『松村邦洋のオールナイトニッポン』にもしばしば出演していた。
地元広島でのローカルタレント化

地元、広島の放送局中国放送1997年より放送が始まった『KEN-JIN』レギュラーとして出演。当初は全国レギュラーも多かったが、次第にレギュラーが少なくなり、結果として広島のローカルタレント化していった。

2000年頃には進研ゼミ中学講座の読者コーナーに連載も行っていた。

2001年3月に横山雄二(中国放送(RCC)アナウンサー)と「KEN-JIN BAND」を結成。デビュー曲「Hungryman/dear」を発売した。その後もシングルを何枚か発売。猿岩石解散後は有吉と劇団ひとり、横山でバンドを続けた。
手裏剣トリオへの改名

2001年4月、フジテレビの「プレゼンタイガー」の企画で改名した。名前の候補には「手裏剣トリオ」と「なうまんぞう」があり、自ら「手裏剣トリオ」を選んだ。その頃、「さまぁ?ず」等、芸人の改名が多く、成功例も多かったが、猿岩石の場合は人気が出ずに[10]、同年の9月28日に「プレゼンタイガー」で「猿岩石への再改名」を宣言、「猿岩石」に戻った。

なお、この事は後に有吉が再ブレイクした際にしばしば自虐ネタとして話している[10]
解散

2004年3月に有吉のお笑い芸人志向、森脇の役者音楽家実業家志向という方向性の違いにより解散。有吉は太田プロダクションに残り、後にピン芸人として「再ブレイク」を果たす。森脇は実業家へ転身して一時芸能界を引退するも、2015年より芸能界へ復帰している。
解散後のメンバーの動向
有吉弘行
詳細は「
有吉弘行」を参照解散後もピン芸人として活動。再ブレイク前は、「一発屋芸人」であることを押し出した自虐ネタが多かった。竜兵会の一員であり、同会のメンバーとの共演も多かった。2008年に辛口のあだ名をきっかけに、芸人として再ブレイク。再ブレイクから10年以上経った現在ではレギュラー番組を10本以上持ち、猿岩石時代よりも多忙な芸人となった。2019年には地上波全局で冠レギュラー番組を持ち、2022年10月からは全曜日のGP帯(19時から23時)で冠番組が放送されるほどの活躍ぶりで、天下を取ったとの呼び声も高い。[誰?]次世代の芸能界の柱とも期待されている。[誰?]2021年4月2日、フリーアナウンサーの夏目三久との結婚を発表。
森脇和成
詳細は「森脇和成」を参照2006年10月26日放送分『雨上がり決死隊のトーク番組アメトーーク!』「元コンビ芸人」に出演し、実業家(株式会社スクラッチ専務)になっていたことを明かす。2012年3月発売のDVDには、スタジオ裏での有吉との会話も収録されている。2007年2月、家事手伝いの女性と結婚。しかし有吉をはじめ芸能関係者は結婚式や披露宴にはほとんど出席しなかったとされる。2008年11月にESPバイオテック・ラボ(株式会社スクラッチから社名変更)を退職。2011年10月1日現在、時計業界に在籍していることが同社社長のブログで明らかになっている[11]。2015年7月16日放送分「ヨソで言わんとい亭?ココだけの話が聞ける(秘)料亭?」に出演。この際、有吉と寿司屋でばったり会ったことや、ブランド品を輸入販売している店舗で勤務していることを明かした[9]。2015年7月20日放送分「しくじり先生 俺みたいになるな!!」に出演。なお、「しくじり先生」のオファーを受けて以降、打ち合わせを重ねる過程で自分の人生をじっくり見直したとして、出演中にサラリーマンをやめると発言。既に辞表を提出していると述べた。さらに妻とは離婚しており、子供は妻のところにいるとも述べた[12]。2015年8月1日、タレント業を再開。
賞など

1997年、第34回ゴールデン・アロー賞話題賞

1997年、第39回日本レコード大賞新人賞

2000年朝日新聞社が実施した「この1000年「日本の大冒険・探検家」読者人気投票」で275票を獲得し9位にランクインされた[13]

過去の出演番組
テレビ


進め!電波少年日本テレビ

マジカル頭脳パワー!!(日本テレビ)

おしゃれカンケイ(日本テレビ)

ぐるぐるナインティナイン(日本テレビ)

快傑!コウジ園(日本テレビ)

中居くん温泉'S読売テレビ

森田一義アワー 笑っていいとも!フジテレビ、1997年4月 - 1998年9月)

めちゃ×2イケてるッ!(フジテレビ)

新品部隊(フジテレビ)

超次元タイムボンバーテレビ朝日

世界の超豪華・珍品料理(フジテレビ)

極楽とんぼのとび蹴りゴッデス(テレビ朝日)

リングの魂(テレビ朝日)

特捜TV!ガブリンチョ(テレビ朝日)

内村プロデュース(テレビ朝日)

KEN-JIN中国放送

テレビドラマ


告白(日本テレビ、1997年)

恋の片道切符(日本テレビ、1997年)第4話にゲスト出演。

ワイルドで行こう(日本テレビ、1997年)

連続テレビ小説天うらら」(NHK、1998年)

プラトニック・セックス(フジテレビ、2001年)

ラジオ


猿岩石の僕らが旅で学んだこと(1996年12月22日放送)

KADOKAWA電波マガジン 猿岩石のWalkers Radio(TOKYO FMJFN系列

猿岩石のオールナイトニッポン(1997年6月18日(水曜日)25:00-27:00。一回限りの特別番組)

他多数
CD
猿岩石名義
シングル

白い雲のように(1996年12月21日)

ツキ(1997年3月19日)


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