『猿の惑星: 創世記』の公開後、監督のルパート・ワイアットは続編の可能性について「本作はきわめて興味深い問題を明確に示して終わっている。私としては、あらゆるタイプの続編を考えられる。本作は始まりにすぎないんだ」とコメントした[7]。脚本兼製作のリック・ジャッファもまた『創世記』が続編の可能性を含んでいる件に触れ、「我々は将来の続編のための土台を築きたいと願っている。ほかの類人猿などに関するあれこれについて、多くの種をまこうとしている」と述べた[8]。
『創世記』の公開後のインタビューでワイアットは「我々は、(上手く行けば)この後に、68年のオリジナル版に続く映画の中で成長、進化したい」と述べた[9]。ワイアットはまた『創世記』の8年後を舞台とし、新世代の猿が生まれ、シーザーとコバの関係の変化を掘り下げたいと述べた[10]。
2011年11月、アンディ・サーキスが『創世記』の続編の契約を結んだことが発表された。報道によると、彼が猿のリーダーであるシーザーを再演するにあたり、7桁に及ぶ額の報酬が支払われる[11]。2012年5月15日、前作に引き続いてリック・ジャッファとアマンダ・シルヴァーが執筆した脚本を書き直すためにスコット・Z・バーンズが雇われたことが発表された[12]。2012年5月31日、20世紀フォックスは続編のタイトルが『Dawn of the Planet of the Apes』となることを発表した。この時点での公開予定日は2014年5月23日であった[13]。
2012年9月17日、ワイアットが2014年5月という公開予定日は映画をきちんと製作するには不十分な期間であるために続編の降板を検討していることが報じられた[14]。同年10月1日、『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴスがワイアットに代わって監督を務めることが報じられた[15]。リーヴスは当時新しい『トワイライト・ゾーン
(英語版)』の映画企画に取り組んでいた[16]。10月18日、『ダイ・ハード4.0』のマーク・ボンバックがリーヴスの下で脚本書き直しを行うことが報じられた[17]。2013年6月20日、公開日は2ヶ月遅れの2014年7月18日に変更されたことが発表された[18]。12月10日、公開日は1週間早い2014年7月11日に変更された[19]。ワイアットが降板した後の2012年12月、ジェームズ・フランコは「現在ルパートはその一部ではないので私は知らない。私の推測では私の出演はないだろう。ルパートが降板して以来誰も私にこの件に関して話さない」と語った[20]。その後、マット・リーヴスはフランコがカメオ出演する予定であることを明かした[21]。『創世記』で霊長類学者のキャロライン・アラーニャを演じたフリーダ・ピントーは続編へ出演しないことが明かされた[22]。2014年4月、IGNでフランコとピントーのキャラクターの運命について聞かれたプロデューサーのディラン・クラークは「彼らは死んでいるだろう」、「彼らはウイルスの爆心地にいた」と述べた[23]。ただし、作中では説明されていない。
2013年2月、ゲイリー・オールドマン、ジェイソン・クラーク、コディ・スミット=マクフィーが主役にキャスティングされ、続編が1作目から15年後の世界を舞台とすることが報じられた[24][25]。