独立記念日には、ワシントンDC、ボストンをはじめ各地で打ち上げ花火、パレード、コンサート等のイベントが開かれ、家庭ではバーベキュー、ピクニック、野球などをして家族や友人と過ごす。独立記念日の祝日は7月4日のみだが、土日を挟んだ前後に休暇を取って連休にし、旅行に出かけたり帰省したりするアメリカ人が多い。
独立記念日恒例の打ち上げ花火は、1777年以来の伝統行事である。なお、独立記念日を祝う大型行事が行われるワシントンDC、ボストンでは、その週は早くから見物人で、ホテルが満室となる。
現在、アメリカ合衆国の祝日の大部分は、月曜日に設定されており、前後の週末と連続して3連休になっていることが多いが(ハッピーマンデー)、独立記念日は7月4日に固定されているかわりに、商業施設では、週全体を「独立記念日週」と銘打ってセール期間とする場合もある。
歴史
1777年 - フィラデルフィアで独立宣言一周年の祝典が開かれる
1779年 - 7月4日が日曜日と重なったため、翌7月5日に祝賀が行われた。
1781年 - マサチューセッツ州州議会が初めて独立記念日を公認
1870年 - 連邦議会が7月4日を公務員の祝日に制定
関連項目
世界の建国記念日一覧
独立記念館 (アメリカ)
インデペンデンス・デイ(映画)
7月4日に生まれて(映画)
ネイサンズ国際ホットドッグ早食い選手権
アメリカン・ドリーム
ハイランド・パーク銃乱射事件
脚注[脚注の使い方]^ 「年中行事事典」p26 1958年(昭和33年)5月23日初版発行 西角井正慶編 東京堂出版
外部リンク
⇒July 4th Celebrating Independence Day in the United States (英語)
⇒Fourth of July Celebrations Database (英語)