上記を基本とするが、レギュラー番組の視聴率低迷や不祥事などでの打ち切り時に、改編期までのつなぎ番組として急遽設けられる例もある。
また、特定の特別番組の枠内で定期的に放送される番組も多く、好評だった番組をレギュラーへと昇格することも多く見られる。また、過去にレギュラー放送が終了した番組を復活して放送する場合、特別番組扱いされることもある。
これまで長時間の特別番組は1990年代まで日本テレビ系列『24時間テレビ 「愛は地球を救う」』・『スーパークイズスペシャル』、フジテレビ系列『FNS27時間テレビ』、TBS系列『オールスター感謝祭』(5時間半)、テレビ東京系列『新春ワイド時代劇』などごく少数に限られていた。テレビドラマの1クール(3ヶ月)放送が一般化した1990年代以降は年4回の改編期(年末年始・春・夏・秋)に特別番組が組まれることが多くなり、放送時間も2時間前後だったものが3?5時間と長時間化が進むようになった[注 2]。2010年代以降は放送局の開局記念やキャンペーン等、改編期以外に放送されるものが増えており、テレビ局の番組表上ではレギュラー放送の1時間番組が組まれているが、実際は2?3時間の特別番組しか放送されていない枠も存在している[注 3]。
このため、建前上は毎週○曜日放送のレギュラー番組であっても特番編成による休止が多い等の理由により、実際には月に1?2回程度しか放送されないか一度も放送されない月が発生する番組がある。また、片方ずつ交互で2?3時間SP放送するのが当たり前になっている番組が存在するため、本来の放送時間・番組編成が形骸化してしまうことがある。
2000年代後半以降、ゴールデンタイムに地上波で放送されるテレビの音楽番組は特別番組しか放送されないことが多くなっており、NHK『NHK紅白歌合戦』『思い出のメロディー』『わが心の大阪メロディー』、フジテレビ系列『FNS歌謡祭』『FNS歌謡祭 秋』『FNS歌謡祭 春』『FNS歌謡祭 夏』、TBS系列『輝く!日本レコード大賞』『音楽の日』『卒業ソング音楽祭』『ハロウィン音楽祭』『クリスマス音楽祭』、日本テレビ系列『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト』『THE MUSIC DAY』『ベストヒット歌謡祭』『日テレ系音楽の祭典 Premium Music』、テレビ朝日系列『ミュージックステーションウルトラFES』『ミュージックステーションスーパーライブ』、テレビ東京系列『にっぽんの歌』『テレ東音楽祭』などが組まれている。
レギュラーの特別番組枠[ソースを編集]
NHK[ソースを編集]
国会中継(通常国会のうち所信表明演説、代表質問、衆議院・参議院予算委員会)
明日をまもるナビ
日本テレビ系[ソースを編集]
金曜ロードショー
土曜パラダイス
サンバリュ
テレビ朝日系[ソースを編集]
スペシャルサタデー
スペシャルサンデー
サンデープレゼント
TBS系[ソースを編集]
月バラナイト
モクバラナイト
土曜☆ブレイク
スパニチ!!
テレビ東京系[ソースを編集]
月曜プレミア8(2時間ドラマ中心)
火曜エンタ
水バラ
土曜スペシャル(紀行・グルメ中心)
日曜ビッグバラエティ
フジテレビ系[ソースを編集]
土曜ワイド
土曜スペシャル