特別:Search/MIKIKO
[Wikipedia|▼Menu]
□記事を途中から表示しています
[最初から表示]

振付師という職業を知ったのも、米米CLUBのライブをバックステージで見せてもらったことがきっかけという[6]。舞台を作る仕事の原点は子ども時代にあるのかもと話した[5]安田女子中学校のバトン部の一員としてフラワーフェスティバルの舞台やパレードに出て、人前で踊る楽しさを覚え、高校に入ってヒップホップダンスを始めた[5][7]

1996年、19歳からバレエとストリートダンスの経験を元にダンス指導を開始する[8][9]1999年、大学在学中の21歳のとき、テレビ新広島アミューズと提携してアクターズスクール広島を開校するための最初の講師陣の一人となった[5][7][10][11]。一期生には当時小学校5年生だった(のちの)Perfumeもいた[1][12][13]。Perfumeが東京に出て以降も、(アミューズでの初期の活動の一時点を除いて)楽曲ほぼすべてで振り付けを担当している[13][14]。スクールの発表会は年に春と秋の2回あり、年間約50曲の振付をスクール生のために作成し、構成を含めたスキルが鍛えられた[7]

2000年MAXバックダンサーとなり[15]、同時期にダンスグループVAXを結成した[16]。広島と東京の間を週1回は往復する生活を5年間ほど送る[16]。2003年、当時中学3年生のPerfumeがアミューズとマネジメント契約を結び、3人だけで上京。

2005年、28歳のときMIKIKOもアミューズとマネジメント契約を結び、本格的に演出家としての活動を開始[14]、「つくる仕事」に専念するため東京に転居[5]。この直接のきっかけは同社会長の大里洋吉が舞台「DRESS CODE」を見たこと[7]。MIKIKOはその作・演出・振り付けを手掛けた。大里は演出家になること、感性を磨くため米国ニューヨークに転居することを指示[16][17]2006年から二年間米国留学[4]。在米中もビデオレターを用いてPerfumeらにダンスを指導した[8][16]2008年帰国しPerfumeがブレイクしたことを知る[16]

帰国後、アミューズ所属のアーティストを中心に振り付けを提供[12]2009年ELEVENPLAYを立ち上げ。この頃からテレビCMの振り付けやコンサート演出を大量に手掛けるようになる。2010年さくら学院の結成以降、同グループとその派生ユニット(BABYMETAL科学究明機構ロヂカ?など)の楽曲すべてを振り付け[12]2012年蛯原友里押切もえ安座間美優山本美月モデル17人が踊るファッションショー「Canコレ!」の振り付けを担当[18][19][20][21]

2014年、ELEVENPLAYが初音ミクと共にレディー・ガガのコンサート前座を務める[22]。MIKIKOが振り付け・演出した 伊勢丹の宣伝動画 がグッドデザイン賞を受ける[23]2015年、技術と芸術の祭典「SXSW」におけるPerfumeの 公演 が「ACC CM FESTIVAL」インタラクティブ部門の総理大臣賞/ACCグランプリを受賞[24]。MIKIKOは絵コンテを作り、真鍋大度らに照明やカメラワークを指示した[25][26]

2016年リオ五輪閉会式における、五輪旗引き継ぎ式 の芸術パートを担当[27][28]。同年、テレビドラマ逃げるは恥だが役に立つ』エンディングの振り付け(恋ダンス)を担当、大きな反響を得る[15][29]。ミュージックビデオ「Cold Stares」がオーストリアの芸術賞「Prix Ars Electronica」(Computer Animation/Film/VFX部門)のAward of Distinctionを受ける[30]

2017年、デジタルメディア協会はMIKIKOに、AMD Award '16 審査員特別賞(Jury's special award)を授与[3][31]。同年、『VOGUE JAPAN Women of the year 2017』を受賞。さらに、東京2020 開会式・閉会式 4式典総合プランニングチームに就任。演出チームの実質的な統括地位にあったが、開会が迫る2020年12月、田佳夫(電通代表取締役)により演出チームは解散に追い込まれる恰好で辞職した。代わって総合統括に就いたのが佐々木宏(田と電通同期入社のクリエイティブディレクター)であった。

2018年、「第4回Women of Excellence Awards」にてビジネス部門を受賞[32]
振り付けや演出の特徴.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:136 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef