代表作は、「ULTRAMAN」のエド役、「鉄人28号」の敷島博士役、「ONE PIECE」のDr.ヒルルク役など[10][11]。また、ディズニー作品の代表作に、「くまのプーさん」シリーズのプー役、「ダンボ」のティモシー役、「ふしぎの国のアリス」の白うさぎ役、「モンスターズ・インク」のファンガス役、「ファインディング・ドリー」のチャーリー役などがある[12]。 小学4年生の時、国語の担任教師が教科書に掲載されていた戯曲を生徒で実際にすることを提案。その教師の指名で主役を演じたところ、大いに受けたことで「そうだ僕は東京に行って劇団に入ろう」と役者を志したという[13]。 長野県茅野高等学校卒[14][15]。同高校時代は演劇クラブに所属[13]。 高校卒業後、上京し舞台芸術学院[16]にて演劇の基礎技術を学ぶ[3]。 1977年、劇団雲に入団[3]。入団理由は、本人いわく「シェイクスピアをやるため」だという[3]。同劇団の研究生クラス在籍時には東北新社のアテレコ養成所で研修を受け、1977年7月放送の『ペイトンプレイス物語』吹替版にて声優デビュー[8]。 その後、後身の劇団昴に引き続き所属[7]。以降は舞台、吹き替え、アニメを中心に活動している。 洋画では、ブライアン・クランストンやデヴィッド・シュワイマー、ウィリアム・フィクナー、ビル・パクストン、マイケル・エマーソン、マイケル・キートンなどの吹き替えを担当しており、『不思議の国のアリス』や『ダンボ』や『モンスターズ・インク』などの作品でディズニーキャラクターの声を多く演じている。 声優デビュー作の『ペイトンプレイス物語』ではNGを出すこともあり、後に「当時は自分の(出演)番組を見るのがイヤだった」と回想している[8]。 殺陣の稽古中のアクシデントで頭部に重傷を負って搬送されたが、翌日の『マイ・サイエンス・プロジェクト』のアフレコ収録には負傷した頭部に応急処置を施した上で参加したといい、共演した宮本充は牛山のプロ意識の高さに脱帽したという[17]。また、宮本は牛山について、周囲を楽しく和やかにさせる存在で「気配りの人」「一言で表現するならば『饒舌』と語っている[3]。 インタビューで好きな言葉を訊かれた際、普段よく思っている言葉として“自然体”を挙げている[13]。 趣味は絵画。方言は諏訪弁(長野県南信地区)[5]。
経歴
人物
出演作品(俳優)
舞台
1976年
カリギュラ(詩人)
1977年
嘘から出た嘘(フィリスト)
1979年
裸足で公園を(電話会社の男)
1980年
誰か一人があなたの子(第一のウェイター)
1981年
ベッドルームを拝借(トレヴァー)
ジュリアス・シーザー(1981年 - 2008年、市民、兵士、占い師)
1982年
御意にまかす(警部サンチュリ)
ヘンリー四世(旅籠の番頭)
1983年
ヴェニスの商人(ランスロット・ゴボー)
1984年
オイディプス王(コーラス)