爆笑レッドカーペット
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そしてセット正面の扉は芸人が登場後に閉まるが、そこから更に登場する場合は(長友光弘()が演じる「ミツ子」や、コラボカーペットの相手など)、扉は開けっ放しになっており、登場後に閉まる。一度だけ閉まるドアに、浅倉南に扮するいとうあさこが持っていた小道具のリボンが挟まるハプニングが起きたことがある。
ベルトの奥行きは120cm。番組初期の頃はカーペットのベルト部分は薄かったため、当時5人組の超新塾が乗って動く際、ベルトが破れてしまうハプニングが起きた。以降はベルト部分を厚くして耐久性を高めている[2]

番組開始時は、黒色バックに「お笑い革命」(土曜7時時代は「土7 お笑い革命」、日曜8時時代初期は「日8 お笑い革命」)と表示された後、何か一言が添えられる。その後、「土7(日8)お笑い革命」の後に出演芸人の主要ギャグが表示されるようになり、c(芸人名)がつくこともある。なお、水曜10時?土曜7時時代のオープニングテーマ曲はNAOKIの『BRILLIANT 2U (K.O.G G3 Mix)』を使用していた。

後述する理由からつなぎ番組として開始したため、司会の今田はしばしば「この番組はレスキュー番組です」「巨大軍艦にマチ針で戦いを挑む」[注 8] など自虐的な言い回しを使っていたが、初回視聴率が13%を記録。以降も視聴率は好調を保ちレギュラー放送へと繋がることとなる。本番組の人気の高さから、その後各局でショートネタの番組が多数登場するようになった。
番組の沿革

初代ディレクターの藪木は、長らく元日の特別番組である『初詣!爆笑ヒットパレード』を担当してきたが、若手芸人の出演機会を増やすために1分間のショートコーナーを設けたところ、テンポの良さとネタの多さが目立ち、単独番組にすることが可能だと感じた[3]。折りしも、『発掘!あるある大事典II』(関西テレビ製作)が捏造事件で打ち切りとなり、その代替番組として2007年2月18日3月18日の21:00 - 22:24 (JST) に放送された[注 9]

特番は3ヶ月に1回や半年に1回、1年に3回(春・秋・年末年始)のペースで通常組まれるが、第3弾から第4弾の間は約1ヶ月と短かったことから、司会の今田が第4弾の冒頭で「だんだん間隔を減らしていって、週一にしてどっかの番組をどかす(終了させる)か?」と発言した。また、第7回の冒頭でも同じような発言をしている。
レギュラー化

2008年4月16日の放送で、司会の中村仁美から特番の高視聴率のご褒美として、編成から水曜22時台の枠を半年間与えられたことが発表され、2008年4月から毎週水曜日 22:00 - 22:54のレギュラー番組として、半年間(2クール)の放送が決定した。これ以降は「豊田皓社長(当時)が直々に辞令を下す」という形式で番組の継続や放送枠の移動が番組内で発表されている。

レギュラー化することによって、この時間帯の大勢の芸人がショートネタを披露する番組としては、90年代中 - 後期にボキャ天芸人を一躍世に送り込んだ『タモリの超ボキャブラ天国』終了以来11年ぶりとなる。レギュラー化を記念して2008年4月13日に特番第1回が再放送された。またレギュラー第1回は15分拡大で放送された。また、番組マスコットキャラクターが作られた。名前は「レッカー君」であり、番組名である「レッドカーペット」から名前を取っている。

2008年11月1日より、フジテレビ On Demandにて番組本放送の有料動画配信が開始された。但し、JASRAC管理の楽曲や、番組とは無関係の楽曲を使用した芸人の出演部分には、楽曲著作権関係で動画配信は適用外とされカットとなる(ピーター×ディラン&キャサリン鮪男・超新塾・バイきんぐなど)。
ゴールデンタイムへ昇格

2009年4月4日からは毎週土曜日 19:00 - 19:57の放送となり[4]、水曜夜10時枠の後継番組には兄弟番組扱いとなった『爆笑レッドシアター』を編成(2010年9月8日放送終了。後継番組は水曜21時枠から移動してきた『ザ・ベストハウス123』)。

2010年4月より『人志松本の○○な話』のゴールデン昇格(土曜19時台への枠移動)に伴い、同年4月11日から毎週日曜日 19:58 - 20:54に移動[5]。日曜20時枠におけるお笑い番組の放送は『笑う犬の情熱』以来6年半ぶり、また司会の今田耕司にとっても、日曜20時枠のレギュラーは『ダウンタウンのごっつええ感じ』以来13年ぶり。なお、同じく司会の高橋克実裏番組大河ドラマ 龍馬伝』(NHK総合)にも出演していた。

2010年8月1日の2時間スペシャルを以って2年5ヶ月間のレギュラー放送を終了し、今後はスペシャル版として放送されることが発表された[6]。なお、前述のとおり高橋は『龍馬伝』出演のため、このスペシャルの途中で「本番中に渋谷(NHK放送センターの所在地)までトイレに行って」、帰ってきた所で辞令を発表した。
レギュラー放送終了後

その後のフジテレビの日曜20時台は19時台番組と併しスペシャル番組を放送し、2010年10月からは今田を出演継続させたバラエティ番組『G★ウォーズ』が当番組の後継番組として放送されたが、低視聴率のため2011年2月6日で放送終了した。また、兄弟番組『爆笑レッドシアター』も2010年9月に放送終了した。

レギュラー放送終了後も、2011年?2014年までは不定期特別番組として放送は継続されていた。2012年には、『爆生レッドカーペット』と題して当番組では史上初の生放送が行われていた。番組の内容や進行は収録放送と変わらないが、同局が公式サービスとして運営していた「イマつぶ」(2013年9月30日終了)で、視聴者の生コメントを表示したり、「生ウラ」と題して、スタジオのセット裏で出番を控えている芸人や終えている芸人の舞台裏を同局のホームページで生配信したり、さらに「カムバックレッドカーペット」は収録放送ではパネラーが「もう一度見たい芸人」を選んでいるが、パソコン携帯電話スマートフォンを利用した視聴者によるネット投票「生リク」によって決定する生放送ならでは「カムバック芸人ネット投票」を開催するといったインターネットを活用した視聴者参加型企画を行った。

その後、2018年1月1日の『初詣!爆笑ヒットパレード』内で久々に復活したが、現時点では本番組の特別版はこれが最後となっている。

レギュラー放送時代に多数出演していたものの、レギュラー放送終了後の特番には1度も出演していない芸人も数組いる(マシンガンズU字工事ザ・パンチWエンジンなど)。
放送時間の変遷(レギュラー放送時代)

期間放送時間(日本時間
2008.4.162009.3.25水曜日 22:00 - 22:54(54分)
2009.4.42010.3.20土曜日 19:00 - 19:57(57分)
2010.4.112010.8.1日曜日 19:58 - 20:54(56分)

出演者

MC

高橋克実(CEO

今田耕司

田山涼成 ※代役

村田諒太 ※代役


進行

中村仁美(当時フジテレビアナウンサー)

高橋真麻(当時フジテレビアナウンサー)※高橋克実不在時、中村仁美育休時代理

中村光宏(フジテレビアナウンサー)※中村仁美育休時代理

三田友梨佳(フジテレビアナウンサー)


審査員

基本的にタレント俳優ミュージシャンアイドル声優などの芸人以外の芸能人が数名出演。レギュラー時代の通常放送では7名、拡大スペシャルでは9?11名が出演する。


出演芸人

毎回20組程度のお笑い芸人が出演する。2時間スペシャルでは40組程度、2時間半スペシャルでは50組程度、3時間スペシャルでは60組程度が出演。


ネタの内容


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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