爆笑オンエアバトル
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更に関太も番組に出演していた当時を「すごい媚びてたんですよね、たぶん」と回顧している[20]。また、2人は2015年3月19日深夜放送の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』にて「ビックチャンスをつかんだのに進路でしくじった先生」[21]として出演した際にも、「オンバト」では得点を上げるため開演前に観客と接触を試みたり、ネタを披露する際は観客が不快に思うであろう表現は極力排除したりする[注 22]など、出演当時は観客に対して積極的に媚びていたことを明かしていた。また、後日パーフェクト(545KB)を達成した回を2人で見返した時は「礼儀正しい子が2人いるだけで、面白いことは全くしていない」と気付いたという。これらを踏まえて2人は「ファミリー層に寄せすぎて進路をしくじった」「面白さより勝ちを選んではダメ」と自らの「しくじり」を告白していた[22]
横澤彪(元テレビプロデューサー)
第11回チャンピオン大会ファイナル終了後、自身のコラム『横澤彪のチャンネルGメン69』にて、「結果に文句はないが、みな似たり寄ったりで新鮮味がなかった。全般的にネタ、存在感に若々しさがなくエネルギー不足を感じた」「番組としてもう使命を終えたと思う。民放の『エンタの神様』や『爆笑レッドカーペット』などが躍進し、色あせてしまった。(中略)一般投票も100人とかの規模で長くやっていると、その『判定力』に疑問符が付く回がどうしても出てくる。果たして、本当に面白い組が毎回『勝者』として選ばれてきただろうか」と厳しい評価を下していた[23]。更に翌年の第12回チャンピオン大会ファイナル終了後のコラム内でも「オンバトといえば、かつては若い芸人たちの夢の舞台だった。人気のないネタは放送してもらえない、という緊張感の中、放送を勝ち取り、そして人気者へ、という流れ・勢いがあった。」と当初は高く評価していた一方で、最後は「いつしか新規参入組が小粒になり、尻つぼみになってしまった。ここで一旦番組を終えるのは適切だろう。ひところの様にドンドン新しいタマが出てくるという勢いがなくなったということは、単にこの番組だけの問題ではなく、お笑い界全体にとっても先細りの懸念があるということにほかならない」と締めくくっていた[24]
オール巨人オール阪神・巨人
巨人は『M-1グランプリ』の決勝進出者が「日本で(何千組の中から)選ばれて、スベッたら損する場合まである」ことに比べ、「面白くないネタは放送されない」というコンセプトの「オンバト」に対して明確な批判こそしてはいないが「あんな気楽な番組はない」とコメントしたことがある[25]
備考

ステージには以下の通りだった。

1999年3月 - 2000年2月 - コミック調のONAIRを象った電飾が後方にある赤白を強調したステージ。

2000年2月 - 2002年7月 - 戦隊風のONAIRを象った電飾が後方にある先代の色を継承したステージ。

2002年7月 - 2004年3月 - 立体的なONAIR!<!の中にBATTLE入り>を象った電飾が後方にある先代の色を継承したステージ。

2004年4月 - 2008年3月 - ONAIR BATTLEを象った電飾(上にONAIR・下にBATTLE)が後方にあるステージ。

2008年4月 - 2010年3月 - テーマは『笑いのコロシアム』で、後方に炎のボードと黄金の巨大タマちゃんのオブジェが設置にしているステージ。


時々ナレーションや
テロップなどのミスがあった。

2001年10月13日放送回にて、次回出場予定であるマンブルゴッチの紹介テロップを「マンゴルブッチ」と誤記

2003年2月8日放送回にて、インパルスの紹介の際に「堤下」の「堤」が「提下」と誤記

2003年4月11日放送回にて、ルート33の紹介テロップを正確には12連勝のところを「前回13連勝がストップ」と誤記

2003年11月14日放送回にて、ザブングルの紹介テロップを「サブングル」と誤記

2004年サマースペシャルでますだおかだの過去ネタでのテロップミス

第7回チャンピオン大会での麒麟のチャンピオン大会出場回数

第8回チャンピオン大会・事前番組でのタカアンドトシの戦績(17戦17勝を"18戦18勝"と誤植)や、タイムマシーン3号が満点を記録した放送回の日付

スマイルが2回目の挑戦で初オンエアをした時、ナレーションでは「初挑戦初オンエア」と間違われた

2008年6月5日の放送の回でネタ終了時に表示されたスマイルと朝倉小松崎のキロバトル etc…


2008年4月17日放送分でハマカーンがスタッフの手違いでネタ中に終了の効果音を鳴らしてしまい、審査の対象に入らなかったというトラブルがあった。それについてNHKは公式ホームページ上で謝罪の言葉を載せた(なお、この結果はノーカウントとして戦歴には加算されないことになった)。

番組初期の1999年にはブッチャーブラザーズ笑組などベテラン勢が若手に混じって出場。2000年には落語家も出場したが[注 23]、いずれも2001年度を最後に途絶えている。また、番組が開始された1999年はボキャブラブームの末期とも重なり、その流れから「キャブラー」と呼ばれた芸人[注 24] や、吉本印天然素材のメンバーの一部(バッファロー吾郎FUJIWARAへびいちご)も出場している。

上述にもあるように、お笑い第五世代にあたるほとんどの代表的な芸人が出場した番組であったが、この世代で番組には一度も出場せずにブレイクした芸人も僅かながら存在する(例としてあべこうじオリエンタルラジオ[注 25]サンドウィッチマン[注 26][26]スリムクラブ椿鬼奴南海キャンディーズ[注 27]フルーツポンチ[注 28]森三中などがこれに該当する)。また、2003年以降は「お笑いブーム」の影響により、いわゆる「オンバト」以外のネタ番組(『エンタの神様』『爆笑レッドカーペット』など)が増加したため、それに伴い「オンバト」へ出場せずにブレイクした一発屋芸人も増加していた(例としてコウメ太夫[注 29]小島よしお[注 30]ジョイマン楽しんご[注 31]波田陽区ムーディ勝山[注 32]などは一度も出場したことがなかった)。

パロディなど

号泣オンエアバトル -
TBSラジオ伊集院光 深夜の馬鹿力』(2001年6月4日・11日放送)
今更なネタやベタすぎて面白くないネタをあえて募集する実験企画。それらを絶対にやりそうもない若手お笑い芸人にあえてやってもらい、下手に面白くなってしまったら罰ゲーム的に放送する。

爆笑オレエアバトル - TBSラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』(2004年06月21日放送)
スペシャルウイーク(聴取率調査週間)に放送された特別企画。伊集院光と若手芸人(田代32桐畑トール、関口大輔、金子宏貴)が4組のユニットを組んで漫才を制作[27]。くつ(伊集院、田代)、リンカーン660(伊集院、関口)、とんかつそば(伊集院、金子、田代)、スマッシュポテト(伊集院、桐畑)のうち、リスナーによる投票の結果、上位2組「スマッシュポテト」と「とんかつそば」の漫才がオンエアされた。

ネタ書いてないオンエアバトル - テレビ朝日アメトーーク!』(2019年6月27日放送)
普段はネタを書いていない芸人が考案した新ネタでバトルをする。登場芸人は出演者の5組(得点1位から順に、かまいたち・ジャングルポケット・ダイアン・アンガールズ・コロコロチキチキペッパーズ[注 33]。普段からネタを書いている相方に代わってこの企画のためにネタを作成したのは、かまいたちは濱家隆一、ジャングルポケットは斉藤慎二[注 34]、ダイアンは津田篤宏、アンガールズは山根良顕、コロコロチキチキペッパーズはナダル
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