燃えよドラゴン
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平隆有子叶木翔子
秋元羊介
小室正幸
鈴木勝美
斉藤茂

演出高桑慎一郎蕨南勝之
翻訳宇津木道子岩佐幸子
(川井田ひろみ)
効果サウンドハーモニーリレーション
調整山田太平オムニバス・ジャパン
制作日米通信社東北新社
解説淀川長治小堺一機
初回放送1979年10月14日
日曜洋画劇場1989年3月7日
火曜ロードショー


テレビ朝日版: BD収録

TBS版吹替:DVDUMDBD収録(約93分)
※TBS版は2016年12月26日にWOWOWにて、北京語版をベースにカット部分を同じ声優(一部代役)で追加録音したものが放送。
スタッフ

監督:
ロバート・クローズ

製作:フレッド・ワイントロープ、ポール・ヘラー

共同製作:レイモンド・チョウ

音楽:ラロ・シフリン

脚本:マイケル・オーリン

武術指導:ブルース・リーラム・チェンイン

日本語字幕:高瀬鎮夫

日本語吹替版スタッフ

テレビ朝日TBS
(追加収録版)
演出高桑慎一郎蕨南勝之
翻訳宇津木道子岩佐幸子
(川井田ひろみ)
調整山田太平オムニバス・ジャパン
効果東上別符精
サウンドハーモニーリレーション
解説淀川長治小堺一機
制作日米通信社TBS
東北新社
初回放送1979年10月14日
日曜洋画劇場1989年3月7日
火曜ロードショー

製作.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

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本作のアクションはそれまでの主演作の総決算的な要素があり、李三脚(『ドラゴン危機一発』)、連環八腿(『ドラゴン怒りの鉄拳』)、ヌンチャク(『怒りの鉄拳』以降全作)、長棍(『ドラゴンへの道』)、カリ(『死亡遊戯』)、ユン・ワーのスタントによるアクロバットアクション(『怒りの鉄拳』)、血舐め(『危機一発』)等、ブルース・リーアクションのエッセンスが凝縮されている。

ブルース・リーは監督のロバート・クローズに、「この映画の出来を気にしているのは、あなたと私だけだ」と語った[3]

主演のブルース・リーとジョン・サクソンはストーリーを含む、台詞の改変を認められる契約を結んでいた。特にリーの出番や台詞は殆どブルース・リーがホー・シュンリンと共に手直しをしている。

リーの主演映画は北京語版も英語吹替版も、当時の香港映画の通例どおり全て声優による吹替だが[注 1]、本作の英語版のセリフは全てリー本人の肉声である[注 2]

本作の音声は同時録音もされていたが、完成作品はオールアフレコになっており、同録音源は現在、行方不明である。

当初、撮影はリーたっての希望で西本正(賀蘭山)が担当することになっていたが、監督のクローズとの意思疎通に不安を感じ、その旨、リーに伝えると、「自分が間に立ってあなたの意思を尊重する」と全面バックアップを約束したが、今度はクローズの方が同じ不安を感じ、英語が出来るキャメラマンへの交代を要求、西本はこれを受け入れる。リーは西本に深く謝罪し、「この埋め合わせはします。次の『死亡遊戯』の残り分[注 3]は是非お願いします。」といい、西本も快諾する。リーの心配をよそに西本は100%ギャラを保証された解任を喜んでいた。

西本の代わりに撮影を担当したギルバート・ハッブスはパナビジョンはおろか、35ミリフィルムすら回したこともない、主にドキュメンタリー作品を中心にかかわっていた人物でその手腕にリーは不安を感じていたが、手持ちカメラを多用した大乱闘の場面でその力量を如何なく発揮した。

本作は一連のブルース・リー主演作(含、『死亡遊戯』)で唯一、ほぼ全編をテクニカラー、パナビジョンで撮影している[注 4][注 5]。また唯一、香港が舞台になっている。

第1編集権はリーが持っており、香港GH社の編集室でチャン・ヤオ・チュン、チャオ・シャオ・ロン、ワン・ピン等と共に編集、録音、効果音等の作業を行う。本作がオールアフレコ作品になったのは当時、GH社にシンクロナイザー[注 6]が導入されていなかったためである。また、効果音はGH社のライブラリーから使用されているので他の主演作と違和感のない雰囲気[注 7]を醸し出している。また、本作のアフレコ中にリーは意識を失い卒倒、蘇生術で九死に一生を得るというアクシデントに見舞われた。そうして作られたリーの編集版を元に最終編集権を持つワーナーが方丈とのシーン[注 8]をカットして公開した。
初期シノプシスからの変更について

公表されている脚本第1稿よりも前に、マイケル・オーリンがブルース・リーの関与なしにまとめたプロットがあった[4]

その内容は『007 ドクター・ノオ』に大きくインスパイアされており、そこに格闘技トーナメントの要素を加えただけで、魅力的なプロットとはいえなかった。

そこでは、ジョン・サクソン演じるローパーが「最強の男」であることが明確にされており、終盤にハンと戦うのはリーでなくローパーになっている。大筋は完成版にも残されていて、ハンがリーではなくローパーに目をつけ仲間に引き入れようとしている点や、クライマックス前に捕えられたリーをローパーに殺させようとする場面[注 9]がそのまま脚本になっている。

元々はこの葛藤の後、ローパーの代わりに指名されたボロがリーと戦い[注 10]、リーが勝った後、激怒したハンとローパーが戦うことになっていた。リーのほうは中盤にオハラを倒した時点で姉の仇を打っているのだから、このラストシーンではローパーこそが旧友ウィリアムスを殺された復讐を遂げるためにハンを倒し、物語に決着がつくはずだった。のちにブルース・リーが脚本づくりに関わってから、ハンが少林寺の裏切り者という設定を加え、最後のリー対ハンの果たし合いに意義を持たせている。

このように元のプロットを残したまま主人公をローパーからリーに切り替えたことで、前半からして夜な夜な部屋を抜け出す「最強の男」リーにハンがまるで着目せず、ローパーにばかり関心を寄せるという不自然な流れを生んだ[注 11]


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