熱海市
[Wikipedia|▼Menu]
(23.9)
降水量 mm (inch)76.1
(2.996)82.0
(3.228)158.0
(6.22)168.1
(6.618)172.6
(6.795)251.5
(9.902)242.5
(9.547)186.0
(7.323)263.9
(10.39)237.3
(9.343)108.4
(4.268)66.3
(2.61)2,012.7
(79.24)
平均降水日数 (?0.5 mm)6.67.612.111.311.213.912.39.613.111.88.96.9125.2
湿度59606467728080797873696270
平均月間日照時間147.4142.8158.2176.4184.1127.7161.8194.1136.9126.0128.5142.81,826.7
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1937年-現在)[1][2]

人口

熱海市は全国平均と比べて少子高齢化が進んでおり、人口も減少傾向にある。ただし、近隣の箱根町と同様に地方交付税の不交付団体であるため、過疎地域への指定は免れている。


熱海市と全国の年齢別人口分布(2005年)熱海市の年齢・男女別人口分布(2005年)
■紫色 ― 熱海市
■緑色 ― 日本全国■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。

熱海市(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より



隣接自治体
静岡県


伊東市

伊豆の国市

田方郡函南町

神奈川県


足柄下郡湯河原町

歴史「熱海町 (静岡県)」、「多賀村 (静岡県)」、「網代町」、および「初島」も参照
先史

古くからの湯治の地であり、元々の地名表記は「阿多美」(阿多美郷)であったが[3]、海から熱い湯が湧き出ていたことや「あつうみが崎」とも呼ばれていたことなどから、江戸時代までには「熱海」表記が定着した[4]
古代

熱海温泉は、奈良時代749年)に箱根万巻上人が、漁民を困らせていた海底火山の噴火を祈祷によって、陸地の火山(大湯間歇泉)へ移動させたという開湯伝説があり、そこに湯前神社(湯前権現)を作られたと伝わっている[4][5]。もちろん、単なる自然現象・自然災害である。『伊豆風土記』の記述(713年)にも、大湯間歇泉を表現していると見られる箇所がある[5]。どちらも、湯前神社に祀られている神であるスクナビコナ神(少彦名神・少名毘古那神)に言及している。

また北部の伊豆山地区の伊豆山温泉走り湯)は、699年文武3年)に役小角役行者)によって発見されたとする開湯伝説が伝わっており[6][7]、さらに北端の泉地区が関わっている湯河原温泉は、万葉集の歌にも詠まれるなど、総じてこの地域の温泉の起源は、古代に遡るほど古い。

またこの地域は、古くからの山岳霊場である十国峠(日金山)の影響下にある地域でもあり、伊豆山神社伊豆山権現)も元々は、応神天皇仁徳天皇の時代に松葉仙人が日金山に「伊豆山の浜辺に現れた神鏡」を祀る祠(現・日金山東光寺)を創ったのが起源とされ、数度の東遷を経て836年承和3年)に現在地に落ち着いたと社伝で伝えている[8][9][10]
中世

そして源頼朝以来、伊豆山神社(伊豆山権現)が箱根神社(箱根権現)と共に「二所権現」に指定され、「二所詣」が行われるようになると、日金山は両社を結ぶ要所の霊場として発展し、各地からの参拝道も整備された[11][12][13][14]

こうして戦国時代以前までは、源頼朝や鎌倉幕府3代将軍源実朝をはじめとする東国武士に崇敬された伊豆山神社(走湯神社, 伊豆山権現)の麓にある伊豆山温泉(走り湯)の方が有名であったが、伊豆山・箱根両権現の別当寺神宮寺)所属の僧兵たちが小田原北条氏側に加勢したことで、1590年(天正18年)の豊臣秀吉による小田原征伐の過程で一帯が焼き討ちに遭うなど多大な被害を被ることになった(江戸時代に再建)[15][16]
近世

他方の熱海温泉は、1593年(文禄2年)9月に関白豊臣秀次が40日余り湯治に訪れ[5]、さらに1602年(慶長7年)と1604年(慶長9年)3月に徳川家康が湯治に訪れ、その後、江戸幕府3代将軍徳川家光が現在熱海市役所がある場所に湯治用の「御殿」(ごてん)を造らせたり、4代徳川家綱以降は熱海の湯を江戸城まで運ばせる「御汲湯」(おくみゆ)が行われるなど[17][18]、「将軍御用達の湯」として徳川家に愛用されるようになったため、江戸時代には「温泉番付」で行司役の一角を占めるほどに全国的な知名度と特権的格付けを獲得した。

江戸時代の熱海温泉は、「大湯」の周辺(現・熱海ニューフジヤホテル別館(アネックス)周辺)に27戸程度の「湯戸」(ゆこ)と呼ばれる引湯権を持った特権的な温泉宿が連なって湯治場が形成されていた。江戸時代の熱海村は幕府直轄地(天領)であり、江戸に滞在している大名旗本やその親族も、幕府の許可を得て度々湯治に訪れた[19][20]

(なお、「御殿」跡は明治維新後に熱海村の公有地となるが、三菱の岩崎弥太郎1878年(明治11年)に買い取って宮内省へ提供し、1889年(明治22年)から1931年(昭和6年)まで、主に大正天皇の療養を目的とした、当時横浜・神戸に次ぐ3番目の御用邸である「熱海御用邸」が建てられていた[18]。その後熱海町へと払い下げられ、現在当地には市役所が立っている。)
近代
主要年表1900年頃の熱海熱海駅前に展示されている軽便鉄道蒸気機関車熱海駅旧駅舎親水公園熱海駅ビル「ラスカ熱海


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:194 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef