焼き鳥チェーン店を代表として2006年1月1日に設立した任意団体「全国やきとり連絡協議会」(全や連)[22]がある。「全国やきとリンピック」の開催や、焼き鳥専門のフードテーマパークの開設などを行っており、現在は北海道の室蘭市と美唄市、福島県福島市、埼玉県東松山市、愛媛県今治市、山口県長門市、福岡県久留米市の7地域の焼き鳥店や地域おこし団体などが参加している。
他の料理や日本国外の料理焼き鳥丼
「焼き鳥丼」は、焼き鳥のように焼き上げた鶏肉を丼飯に載せた丼物。ぼんじりを素材としたものは「ぼんじり丼」とも呼ぶ。
日本国外においても焼き鳥が食べられる店が増えている。居酒屋がメニューの一つに加えているような例だけでなく、焼き鳥屋専門店が出店している地域がある。中国の北京市や上海市では1990年代から複数の焼き鳥屋が営業をしている。これらの中には、日本のチェーン店が出展している例もあれば、日本の焼き鳥店で働いて焼き方やタレの作り方を覚えた中国人が開いた店もある。サテ
東南アジア地域(主にインドネシア、マレーシア)にて食されるサテ、もしくはサテイは外見上焼き鳥に類似しているため「東南アジア風焼き鳥」などと称されることがある。多くは鶏肉使用であるが、他の食肉で作る場合もあり、また竹串ではなくヤシの葉を乾燥させたものを串として使うことも多い。詳細は当該項目を参照。
焼き鳥から転じた言葉
コンピュータ
コンピュータのCPUが限界を超えた温度により破損し故障すること。ヒートシンクの取り付けミスなど発熱に対する冷却能力の不足などにより、AMDのAthlonの内でもコード名Thunderbirdコアのプロセスで生産されたCPUにこの種の故障が多発した事から、これら熱破損を「焼き鳥」とも呼ぶことがある(鳥=Thunderbirdコア が 焼ける=熱破損)。
写真
写真の用語で、人物などの背景にフェンスや細い街路灯の柱などの「縦の線」が写ってしまうこと。人物を串刺しにしているような絵になってしまうため。
航空関係
航空の俗語(主にターボファンジェットの旅客機のパイロットが使う)で、離陸時に鳥がジェットエンジンに突入すること(バードストライク)。また、その鳥のこと。鳥はコンプレッサによってバラバラになり、燃焼室によって黒焦げになるためにこのような俗称が付いた。
軍事関係
大日本帝国海軍の航空母艦加賀は煙突の艦内配管の関係で煙路近辺の区画の室温が40℃近くまで達してしまったため、艦上機を鳥に見立てて「焼き鳥製造機」というあだ名がついた。
麻雀
麻雀では一度も和了することができなかったプレイヤーに対するペナルティを焼き鳥という。その由来は、アガリの時の牌の組み合わせを飛ぶ鳥に見立て、転じて飛ぶことができない鳥を焼き鳥とかけたとするもの(焼き鳥は羽根が無い)[23]、焼き鳥は「むしられる」からなど定かではない。「麻雀の点#焼き鳥」を参照
脚注[脚注の使い方]^ 【食紀行】福岡の焼き鳥 豚・牛の内臓も柔らか