小勝会(しょうしょうかい)は、2020年に設立された新立憲民主党の派閥・議員グループ[3][4][5]。名称は、「小選挙区で勝つ」との意味を込めたとされる[3]。なお、メンバーの一人、小川は「小選挙区で勝つ会」と名付けたとしている[53]。
2021年2月、無所属フォーラムから合流した岡田克也、中村喜四郎ら国会議員約10人により新グループが結成したことが分かったと報じられた[3][4]。読売新聞は、会結成の狙いを「中道路線」を掲げることや、共産党との政権構想への反対姿勢を示すことと報道した[3]。この報道に対し、岡田は取材を受けておらず不正確かつ不誠実な記事とし、2020年9月の立憲民主党結成の際に「それまでの仲間で情報交換会を設けた」ものであり、「それ以上の意味はない」としている[52]。また、中村喜四郎は自身のTwitterで、自身が共産党との共闘を進める立場であることも踏まえ、共産党との共闘に反対姿勢を示す意図は全くなく、この報道は誤りであると述べている。
当初は、無所属の会12名全員参加した[54]が、第49回衆議院議員総選挙後の報道では、10名と報じられている[55]。 衆議院議員(10名)
所属議員
中村喜四郎[3]
(15回、比例北関東・茨城7区)岡田克也[52]
(11回、三重3区)山井和則[3]
(8回、京都6区)菊田真紀子[58]
(7回、新潟4区)
田嶋要[注釈 18][59]
(7回、千葉1区)小川淳也[53][注釈 19][58]
(6回、香川1区)寺田学
(6回、比例東北・秋田1区)柚木道義[注釈 19]
(6回、比例中国・岡山4区)
金子恵美
(3回・参院1回、福島1区)本庄知史[注釈 20][60]
(1回、千葉8区)
旧所属議員・元議員
衆議院議員
江田憲司(7回、神奈川8区)
伊藤俊輔[注釈 21](2回、比例東京・東京23区)
元衆議院議員
今井雅人(4回、比例東海・岐阜4区)
脚注[脚注の使い方]
注釈^ 安住、江田、岡田、金子、菊田、黒岩、玄葉、小山、重徳、篠原、中川、中島、野田、原口、伴野、平野、広田、福田、前原、鷲尾を指す。(水戸は出馬を断念)
^ 投開票翌日の10月23日に立憲民主党が追加公認した逢坂誠二を除く。
^ 選挙公示日の10月10日に離党届提出、11月2日受理。
^ 国会召集日の11月1日に衆議院副議長に就任し会派離脱した赤松広隆を除く。
^ 一部マスメディアでは「6党派」とも呼称される。
^ 2017年10月31日に離党届提出、11月2日受理。
^ 2017年12月27日に離党届提出、2018年1月16日受理。
^ 民進党公式サイト
^ 民進党・両院議員総会 2018年1月17日[45]によれば、「現在の党所属国会議員は、参議院議員が42名、衆議院議員が12名。合わせて54名」「衆議院議員・広田一は、2018年1月17日の両院議員総会の出席資格要件はなかった。これは党員としての党籍はあるが、両院議員総会を構成する党所属国会議員としての資格を満たさないため。2017年12月に総務省に提出する誓約書に署名をしていない。2018年1月16日の常任幹事会でも確認済み」。
^ 立憲会派に所属する無所属議員は2019年1月時点で、無所属の会の9名に加え、伊藤俊輔・今井雅人・小川淳也・菊田・寺田学の計14名がいた。同年7月には山井和則と柚木道義が会派に加入し、一方9月には安住・大串・黒岩・中川が立憲に入党したため、残る12名の無所属議員の事を指すと見られる
^ 院内会派「立憲民主・国民・社保・無所属フォーラム」所属の無所属議員である佐藤公治は、国民民主党とりまとめの新党入党宣誓書提出者のリストには「無所属フォーラム」として掲載されており、立憲民主党がとりまとめた全体リストでは「その他」とされている[51]。佐藤公治は、2019年9月の統一会派結成以前には「国民民主党・無所属クラブ」に所属しており、@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}会派内グループ「無所属フォーラム」との関係はないと思われる。[独自研究?]