無免許運転
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なお、これらの免許条件を外したい場合は、「限定解除審査」を運転免許試験場にて受審して合格するか、指定自動車教習所にて所定の教習を受けた後、卒業検定に合格したのち、運転免許試験場にて申請すれば、制限が解かれる。詳しくは当該項目を参照。
作業に資格を必要とする特殊自動車

ホイールローダーロードローラーフォークリフトモーターグレーダーなどの大型特殊自動車は、公道を運転すること自体は大型特殊自動車免許(大特)があればできるが、これらを用いて各種の作業を行う場合、大特ではできず、その車両の種類に応じて別に車両系建設機械運転者フォークリフト運転者などの運転技能講習の資格を必要とする。これらの資格は労働安全衛生法に基づく資格であるため、資格のない者が大型特殊自動車で作業を行った場合、無免許運転ではなく、労働安全衛生法違反となる。

公道上でこれらの特殊自動車を用いて作業を行う場合、道路交通法に基づく運転免許と、労働安全衛生法で定められた資格の両方を必要とする場合もある。

大特の免許は持ってないがフォークリフト運転技能講習の資格がある場合、道路交通法が適用されない敷地や工場内でのフォークリフトを用いた作業は大特がなくてもできるが、公道に出た場合は無免許運転となる。
欧米における無免許運転
アメリカ

ミシガン州では州刑法により、無免許で自動車を運転し他人を死亡させた者は、15年以下の自由刑若しくは2500ドル以上1万ドル以下の罰金又はその併科に処せられる(無免許運転致死罪)[5]。また、無免許で自動車を運転し人の身体機能に重大な障害を生じさせた者は、5年以下の自由刑若しくは1000ドル以上5000ドル以下の罰金又はその併科に処せられる(無免許運転致傷罪)[5]
イギリス

イギリスでは、無免許等で,道路において自動車等を運転することにより他人を死亡させた者は、2年以下の拘禁刑若しくは罰金又は併科に処せられる(無免許、無資格及び無保険運転致死罪)[5]
脚注[脚注の使い方]^無免許運転について - 日向自動車学校、2012年4月23日閲覧
^ 普通自動車運転免許しか受けていない者が、準中型自動車や中型自動車や大型自動二輪車を運転するなど
^ 事業用自動車で旅客輸送を行うなど
^運転免許の取消・停止例(参考)埼玉県警察。
^ a b c “自動車運転による死傷事故に関する主要国の法制” (PDF). 法務省. 2017年8月30日閲覧。

関連項目

自動車の運転により人を死傷させる行為等の処罰に関する法律

飲酒運転

交通違反の一覧

亀岡暴走事故 

外部リンク

道路交通法
- e-Gov法令検索


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