為替バンド制はかつてコスタリカで採用されていたが、2015年に管理フロート制へと移行した[5]。また、為替バンド制は通貨バスケットと併用されることがある。例えば欧州でかつて採用されていたスネーク制度はEC(欧州諸共同体)の各国通貨によって形成されるバスケットに対して自国の通貨を一定の変動幅をもって固定するものであった。シンガポールの為替相場管理においても通貨バスケットと為替バンド制が併用されている。
参考文献^ Investpedia," ⇒Currency Band," 2015年6月28日閲覧。
^ a b 小川英治 (1992). “ ⇒為替バンド制における為替相場変動”. 一橋論叢 (日本評論社) 107 (5): 685.
^ Williamson,John(1985)"The exchange rate system",Institute for Intertional Economics.
^ Jetro, "為替管理制度