点字
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ここでは、一般に使われている6点式点字を、以下に紹介する[8][16]


上記のように、左側を上から1の点、2の点、3の点、右側を上から4の点、5の点、6の点、として点に番号を記し、点のある場所を●、ない場所を○とする。なお、これは読む時の形であり、点字器等を使って書く際は、紙の裏から点筆を刺して記述するため左右が逆になる。
かな

あ行あ




母音を表す「あ行」の点字。これが基本形となる。
か行か




母音に、6の点を加えて「か行」を表す。
さ行さ




母音に、5と6の点を加えて「さ行」を表す。
た行た




母音に、3と5の点を加えて「た行」を表す。
な行な




母音に、3の点を加えて「な行」を表す。
は行は




母音に、3と6の点を加えて「は行」を表す。
ま行ま




母音に、3と5と6の点を加えて「ま行」を表す。
や行や


母音を一番下まで下ろし、4の点を加えて「や行」を表す。
ら行ら




母音に、5の点を加えて「ら行」を表す。
わ行わ
(ゐ)
(ゑ)

母音を一番下まで下ろし「わ行」を表す。
※現在では「ゐ」「ゑ」はそれぞれ「い」「え」に置きかえるようになっている。

記号類

記号類を表す点字撥音促音長音読点句点疑問符感嘆符中点




[注釈 2]
[注釈 2]?
!

[注釈 2]

濁音・半濁音・拗音

濁音半濁音拗音を表すときは、以下のようにそれぞれ濁音符、半濁音符、拗音符を前におく。

また、拗音に濁点(半濁点)が加わるときは、拗音符と濁音符(半濁音符)を重ねる。

濁音濁音符+か
濁音符(5の点=ら行の子音)を前置する。
(例 : が)
半濁音半濁音符+は
半濁音符(6の点=か行の子音)を前置する。
(例 : ぱ)
拗音拗音符+か
拗音符(4の点=や行の子音)を前置し、ローマ字表記で「y」を除いた清音を記す。
(例 : きゃ (kya)→か (ka) )
濁音+拗音濁音符と拗音符 +か
濁音符と拗音符(4と5の点)を重ねて前置し、濁点を取った上、
ローマ字表記で「y」を除いた清音を記す。
(例 : ぎゃ (gya) →きゃ (kya) →か (ka) )
半濁音+拗音半濁音符と拗音符 +は
半濁音符と拗音符(4と6の点)を重ねて前置し、半濁点を取った上、
ローマ字表記で「y」を除いた清音を記す。
(例 : ぴゃ (pya) →ひゃ (hya) →は (ha) )

濁音

濁音符
が行が




濁音符(5の点)を前置する。
ざ行ざ





だ行だ





ば行ば





半濁音


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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