あ行あ 記号類を表す点字撥音促音長音読点句点疑問符感嘆符中点 濁音、半濁音、拗音を表すときは、以下のようにそれぞれ濁音符、半濁音符、拗音符を前におく。 また、拗音に濁点(半濁点)が加わるときは、拗音符と濁音符(半濁音符)を重ねる。 濁音濁音符+か 濁音符
上記のように、左側を上から1の点、2の点、3の点、右側を上から4の点、5の点、6の点、として点に番号を記し、点のある場所を●、ない場所を○とする。なお、これは読む時の形であり、点字器等を使って書く際は、紙の裏から点筆を刺して記述するため左右が逆になる。
かな
い
う
え
お
母音を表す「あ行」の点字。これが基本形となる。
か行か
き
く
け
こ
母音に、6の点を加えて「か行」を表す。
さ行さ
し
す
せ
そ
母音に、5と6の点を加えて「さ行」を表す。
た行た
ち
つ
て
と
母音に、3と5の点を加えて「た行」を表す。
な行な
に
ぬ
ね
の
母音に、3の点を加えて「な行」を表す。
は行は
ひ
ふ
へ
ほ
母音に、3と6の点を加えて「は行」を表す。
ま行ま
み
む
め
も
母音に、3と5と6の点を加えて「ま行」を表す。
や行や
ゆ
よ
母音を一番下まで下ろし、4の点を加えて「や行」を表す。
ら行ら
り
る
れ
ろ
母音に、5の点を加えて「ら行」を表す。
わ行わ
(ゐ)
(ゑ)
を
母音を一番下まで下ろし「わ行」を表す。
※現在では「ゐ」「ゑ」はそれぞれ「い」「え」に置きかえるようになっている。
記号類
ん
っ
ー
、
[注釈 2]。
[注釈 2]?
!
・
[注釈 2]
濁音・半濁音・拗音
濁音符(5の点=ら行の子音)を前置する。
(例 : が)
半濁音半濁音符+は
半濁音符(6の点=か行の子音)を前置する。
(例 : ぱ)
拗音拗音符+か
拗音符(4の点=や行の子音)を前置し、ローマ字表記で「y」を除いた清音を記す。
(例 : きゃ (kya)→か (ka) )
濁音+拗音濁音符と拗音符 +か
濁音符と拗音符(4と5の点)を重ねて前置し、濁点を取った上、
ローマ字表記で「y」を除いた清音を記す。
(例 : ぎゃ (gya) →きゃ (kya) →か (ka) )
半濁音+拗音半濁音符と拗音符 +は
半濁音符と拗音符(4と6の点)を重ねて前置し、半濁点を取った上、
ローマ字表記で「y」を除いた清音を記す。
(例 : ぴゃ (pya) →ひゃ (hya) →は (ha) )
が行が
ぎ
ぐ
げ
ご
濁音符(5の点)を前置する。
ざ行ざ
じ
ず
ぜ
ぞ
だ行だ
ぢ
づ
で
ど
ば行ば
び
ぶ
べ
ぼ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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